「個人事業主が三井住友銀行で屋号付き口座を開設する方法を知りたい」
「三井住友銀行で個人事業主が口座開設をする際に必要な書類は何かを知りたい」
「三井住友銀行以外で個人事業主が屋号付き口座を開設できるおすすめの銀行を知りたい」
個人事業用の口座開設を検討している場合、このように思う方は多いのではないでしょうか。
この記事では、個人事業主が三井住友銀行で口座開設する方法やメリットについて解説します。
個人事業主で口座開設をしたい方はぜひ参考にしてみてください。
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個人事業主が三井住友銀行で口座開設する際に必要なもの
個人事業主が三井住友銀行で口座開設する際に必要なものは、手続き方法によって異なります。
それぞれの方法に分けて解説します。
アプリ
三井住友銀行のアプリは、24時間どこにいても口座開設をおこなえます。
アプリによる口座開設に必要なものは、以下の3つです。
- 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード、パスポート、在留カード、特別永住者証明書のいずれか1点)
ただし、2020年2月4日以降に申請されたパスポートには所持人記入欄が存在しないため、本人確認書類として利用できません。 - SNS利用可能な携帯電話
- メールアドレス
口座番号の通知までの期間は、自分の顔写真と自撮りによる照合を「する場合」と「しない場合」で異なります。
- 自撮りする場合:最短当日〜1週間
- 自撮りしない場合:約2週間
キャッシュカードの受け取りにかかる期間は約1〜2週間です。
ホームページ
三井住友銀行のホームページでは、24時間いつでも口座開設ができます。
ホームページによる口座開設に必要なものは以下の3つです。
- 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード、パスポート、在留カード、特別永住者証明書、健康保険証のいずれか2点)
ただし、在留カード(特別永住者証明書)とパスポートの組み合わせは不可です。また、2020年2月4日以降に申請されたパスポートには所持人記入欄が存在しないため、本人確認書類として利用できません。 - SNS利用可能な携帯電話
- メールアドレス
口座番号通知とキャッシュカードの受け取りにかかる期間は、どちらも約1〜2週間です。
窓口
三井住友銀行の窓口では、窓口の営業時間内に口座開設の手続きができます。
窓口による口座開設に必要なものは以下の3つです。
- 本人確認書類
- 印鑑
- マイナンバーを確認できる書類
なお、本人確認書類は、1点でOK、2点必要なケースがありますので、下記の表を参考にしてください。
いずれか1点で受付可能な書類
運転免許証、マイナンバーカード(顔写真付き)、在留カード
2点で受付可能な書類
健康保険証、住民票の写し
口座番号の通知と、キャッシュカードの受け取りにかかる期間は以下のとおりです。
- 口座番号通知:即日
- キャッシュカード:約1〜2週間
個人事業主が窓口による口座開設をおこなう場合は、三井住友銀行アプリから事前予約をしておくとスムーズに手続きできます。
ACM(ローン契約機)
三井住友銀行のACM(ローン契約機)でも、個人事業主の口座開設ができます。
ただし、2023年10月1日よりACM(ローン契約機)での口座開設は終了します。
三井住友銀行のACMによる口座開設に必要なものは以下の2点です。
- 本人確認書類
- 印鑑
なお、本人確認書類は、以下3つの組み合わせのいずれかに該当する必要があります。
- 下記A書類のいずれか1点
- 下記B書類から2点
- 下記B書類から1点+下記C書類1点の計2点
A書類
運転免許、パスポート、マイナンバーカード(顔写真付き)、住民基本台帳カード(顔写真付き)、在留カード
B書類
健康保険証、住民基本台帳カード(顔写真なし)年金手帳
C書類
公共料金の領収証書、国税・地方税の領収証書、社会保険料の領収証書、住民票の写し、印鑑証明書、納税証明書
待ち時間や手続きにかかる所要時間の目安は、約1〜2時間です。
ACM(ローン契約機)では、平日の日中に三井住友銀行の営業時間内に行けない方におすすめです。
個人事業主が三井住友銀行のアプリで口座開設する手順
個人事業主が三井住友銀行のアプリで口座開設する手順は、以下の5つです。
アプリをダウンロードする
お手持ちのスマートフォンで、三井住友銀行アプリをダウンロードします。
なお、口座開設アプリは、2023年2月28日で終了しています。
アプリから口座開設する個人事業主の方は、三井住友銀行アプリから口座を開設できます。
本人確認書類をアップロードする
運転免許証やマイナンバーカードなど、本人確認書類を1点アップロードします。
必要情報を入力する
お客様情報など、口座開設に必要な個人情報を入力します。
口座番号通知を受け取る
口座番号は、自撮りを選択すると最短当日に通知されます。
ワンタイムパスワードを設定する
海外送金をおこなうためには、ワンタイムパスワードの利用登録が必要です。
税理士紹介サービスを利用して安心安全な会計管理を
個人事業主のお金の悩みは税理士に相談してみることをおすすめします。
経理やお金の悩みは十人十色なので、自分の悩みにしっかり寄り添ってくれる税理士を見つけることが大事です。
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三井住友銀行で屋号付き口座を開設できる?
個人事業主が屋号付き口座を開設したい場合、三井住友銀行の営業性個人口座で開設できます。
営業性個人口座とは、一般的な個人口座とは別に、事業やビジネス用として利用する口座です。
法人用口座とは異なり、個人事業主やフリーランスが個人口座と同じように入金や出金、振り込みなどを利用できます。
三井住友銀行で屋号付き口座を開設するメリット
個人事業主が三井住友銀行で屋号付き口座を開設するメリットは、以下の2点です。
それぞれ解説します。
お金の流れが明確になる
個人事業主が事業用として屋号付き口座を開設する1つ目のメリットは、「お金の流れが明確になる」点です。
個人事業主は事業をおこなうなかで、プライベートな支出と事業の経費を区別させることが重要です。
屋号付き口座を利用して、個人用と事業用の取引を区別すると、経理の手間が大きく削減されます。
税務処理や経理作業がスムーズになるだけでなく、どの入出金が事業関連のものであるかが明確になるため、楽にお金を管理できるようになります。
屋号のみで振込に対応できる
個人事業主が屋号付き口座を開設する2つ目のメリットは、「屋号のみで振込に対応できる」点です。
個人事業主として活動していると、事業の取引で本名を明かしたくない場面もあるでしょう。
三井住友銀行の屋号付き口座を開設すれば、屋号のみでの振込が可能になるので、プライバシーを守りつつ、スムーズな取引を実現できます。
個人事業主が事業でブランドイメージやビジネスの信頼性を保つうえで、本名を明かさずに取引できるのは大きな利点になるケースもあります。
三井住友銀行で屋号付き口座を開設する方法
個人事業主が、三井住友銀行で屋号付き口座を開設する方法を詳しく紹介します。
必要なもの
個人事業主が三井住友銀行で屋号付き口座を開設する際は、以下のものを準備しましょう。
- 本人確認書類
- 印鑑
- 開業届(税務署の受付印があるもの)
手順
個人事業主が三井住友銀行で屋号付き口座を開設する手順は以下の5つです。
- 必要書類を準備する
- Webで事前申し込みする
- 来店
- 審査
- 営業性口座の開設完了
1.必要書類を準備する
営業性個人口座を開設するために必要な書類を準備します。
2.Webで事前申し込みする
個人事業主が三井住友銀行で屋号付き口座を開設する場合は、Webで事前申し込みをおこない、店頭に来店して口座を開設する必要があります。
3.来店
最寄りの支店や、口座開設を希望する支店の窓口で手続きをおこないます。
先に示したとおり、本人確認書類、印鑑、開業届になります。
その他必要に応じて用意をしておきましょう。
4.審査
三井住友銀行の営業性口座開設では、審査に1ヵ月程度かかる場合があります。
追加で書類の提出依頼があった場合は、速やかに応じましょう。
5.営業性口座の開設完了
手続きをおこなった支店から審査の結果通知があり、口座開設完了となります。
三井住友銀行以外で屋号付き口座を開設できる銀行3選
個人事業主が三井住友銀行以外で屋号付き口座を開設する際は、以下の銀行がおすすめです。
それぞれ解説していきます。
三菱UFJ銀行
三菱UFJ銀行では、グループ会社の「三菱UFJフィナンシャルパートナーズ」を窓口に、資金調達や決済など、事業に関する相談を受けられる点が特徴です。
ポータルサイトでは、ビジネスマッチングサービス「Bizry」やWebセミナーなどが展開されており、事業の拡大や効率化につながります。
屋号付き口座を開く際は、下記のいずれか1点を準備する必要があります。
- 国税または地方税の領収書または納税証明書(原本)
- 社会保険料の領収書(原本)
- 商号登記簿謄本(原本)
- 事務所の賃貸契約書(コピー可)
- 公共料金の領収書(原本)
- 税務署収受印付の確定申告書(原本)
みずほ銀行
みずほ銀行での屋号付き口座は、通常の個人口座と同じ扱いになります。
そのため、来店時に必要なものは本人確認書類と印鑑のみです。
ただし、すでに個人口座を持っている場合、屋号付き口座の追加開設はできない可能性が高いので注意が必要です。
楽天銀行
楽天銀行は、楽天グループが運営するネットバンクです。
楽天銀行の屋号付き口座は個人ビジネス口座として扱われ、手続きがオンラインで完結します。
はじめに個人口座を開設し、続いて個人ビジネス口座の申し込みをおこないます。
楽天銀行には、他にも個人事業主が事業をおこなううえで便利なサービスが豊富にあります。
例えば、以下のようなサービスがあります。
- 楽天銀行かんたん決済サービス
顧客にリンクを送るだけで振込手続きが可能です - メルマネ・マスペイント
メールアドレスと名前の情報だけで送金できます
参考:本人確認書類|楽天銀行
その他おすすめの銀行
上記で紹介した銀行以外にも、個人事業主が屋号付き口座を開設できる、おすすめの銀行がいくつか存在します。
銀行によってそれぞれメリットやデメリットが異なるので、自分の事業に適した銀行の選択が大切です。
その他の銀行の特徴を知りたい方は、下記の記事を参考にしてみてください。
まとめ
- 個人事業主が三井住友銀行で口座開設する方法は、アプリ、ホームページ、窓口、ACM(ローン契約機)の4つ
- 三井住友銀行のアプリは、5ステップで口座開設できる
- 個人事業主が屋号付き口座を開設したい場合、三井住友銀行の営業性個人口座で開設できる
- 個人事業主が三井住友銀行で屋号付き口座を開設するメリットは、お金の流れが明確になる点、屋号のみで振込に対応できる点
- 個人事業主が三井住友銀行で営業性口座を開設する際に必要なものは、本人確認書類、印鑑、開業届の3つ
個人事業主が三井住友銀行で口座開設する方法やメリットについて解説しました。
個人事業主で口座開設したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
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