会計ソフトfreeeとは?メリットや個人事業主におすすめのプラン

会計ソフトfreeeとは?メリットや個人事業主におすすめのプラン コラム

「個人事業主がfreeeを使うメリットを知りたい」
「freeeのどのプランが自分に合っているのか知りたい」
「個人事業主がfreeeで確定申告をする方法を知りたい」

このように会計ソフトfreeeについて知りたいと考えている方もいるでしょう。

個人事業主の方が「面倒だ」「大変だ」と考えることの一つが確定申告です。

領収書の束を一つずつ見て、経費にできるかどうかを調べ、損益計算書を作り、確定申告書類や決算書を作成し提出……

.途中で嫌になる方や、間違いはないかと不安に思う方も多いのではないでしょうか。

確定申告を正確にするには、会計知識や細かい計算が必要になります。

とはいえ税理士に委託すれば、何十万円とかかることも少なくありません。

そこで、簡単に確定申告をするためにおすすめなのが会計ソフトです。

この記事では、初めて利用する方でも使いやすいと人気の会計ソフトfreeeについて紹介します。

freeeを個人事業主の方が利用するメリットやfreeeのプランの違い、利用方法、他の会計ソフトとの違いについて詳しく解説します。

会計ソフトfreeeとは

freeeは、飛躍的に利用者が増えている会計ソフトです。

人気の理由の一つが、初心者でも簡単に使える点にあります。

本来、確定申告に必要な貸借対照表や損益計算書などを作成する場合、取引の内容に応じて「借方」または「貸方」に仕訳する必要があります。

しかし、freeeを利用すれば、そのような知識がなくても銀行口座やクレジットカードと連携して、自動で仕訳が可能です。

また、スマートフォンでの操作がしやすく、初心者でもわかりやすいため、パソコンがない方でも利用できます。

初心者でも簡単に扱えて、確定申告の作業時間も大幅に短縮できるため、一度利用すれば手放せなくなる会計ソフトです。

参考:個人事業主のクラウド会計利用率は初の30%超えに、引き続き拡大基調  | 株式会社MM総研

個人事業主がfreeeを利用するメリット

freeeを利用すれば、確定申告の大幅な時間短縮になります。

個人事業主が、freeeを利用するメリットは以下の6つです。

それぞれ詳しく解説します。

確定申告が簡単になる

確定申告を初めてする方は、自分にどの控除が当てはまるのか迷う場面も多いでしょう。

不動産所得や株式の取引、一時所得、配偶者の有無など条件によって控除が変わるため、複雑な計算が必要です。

ですが、freeeを利用すれば、○×形式の簡単な質問に答えるだけで控除額が自動で算出され、簡単に計算ができます。

また、帳簿の作成の際には、過去に入力した情報をもとに勘定科目が自動で入力されたり、登録した内容に応じた税率が自動で設定されたりする機能が備わっています。

例えば、タクシーを利用した際の領収書のデータを取り込めば、勘定科目は「旅費交通費」、税率は「8%」、取引先は「○○タクシー会社」などが自動で入力されます。

経費が簡単に計算できるので、大幅な時間短縮になるでしょう。

freeeを利用すれば、入力フォームに沿って記入するだけで、簡単に確定申告ができます。

請求書を発行できる

freeeを利用すれば、請求書の発行が可能です。

freeeの入力フォームに沿って、金額など必要事項を入力するだけで書類に反映され、簡単に請求書の作成ができます。

また、請求書を作成するだけで電子保存され、インボイス制度にも対応可能です。

請求書を送る際は、メールで自動送付する機能や1通150円で郵送してくれるサービスもあります。

請求書以外にも見積書や納品書など40種類以上のテンプレートを利用して、自分に合った書類作成が可能です。

売上金を自動登録できる

freeeは、POSレジなどのレジアプリと連携させれば、売上金を自動登録することができます。

freeeと連携できるアプリは以下のようなものがあります。

  • 決済サービス:PayPal、イプシロン、square
  • EC:Amazon、BASE、ASKUL
  • POSレジ:スマレジ、Airレジ、ユビレジ

例えば、POSレジと連携させると「売上金額合計」「会計修正金額」などの情報がfreeeに送信されます。

帳簿作成の時間短縮になるだけでなく、経営の状況を自動でデータ化し確認できるため、経営の分析にも役立ちます。

店舗運営をしている個人事業主にとって、レジや決済サービスと連携ができるのはうれしい機能の一つでしょう。

銀行口座やクレジットカードと連携できる

会計ソフトを利用しない場合、領収書を1一枚1一枚確認して記入する必要があります。

しかし、freeeを利用すれば、銀行口座やクレジットカードと連携して、日々の取引を自動で取り込むことができます。

大幅な時間短縮になるだけでなく、手入力による金額の入力ミスも防ぐことができます。

領収書をスキャンできる

freeeでは、現金で支払った場合のレシートや領収書をスキャンして、自動で仕訳ができます。

スタータープランは月に5枚まで、その他のプランは無制限に取り込むことができます。

現金取引が多い方に、うれしい機能です。

取り込んだレシートや領収書はデータで保存できます。

レシートを封筒などにまとめて入れておくだけで、日付順にノートに貼り付けたり、用途に応じて保管する必要はありません。

必要なときは、freeeで確認が可能です。

アドバイザーにサポートしてもらえる

確定申告のやり方や、freeeの操作方法に困ったときに便利なのが、サポート機能です。

「freee」は、すべてのプランで通常メールサポートを利用できます。

通常メールサポートでは、問い合わせから原則3営業日以内に回答がもらえます。

また、スタンダードプラン以上であれば、お急ぎメールサポートが利用可能です。

お急ぎメールサポートであれば、原則1営業日以内に回答がもらえます。

メールのサポートを受けたい方には便利です。

プレミアムプランを利用すれば、電話でのサポートを受けることができます。

電話サポートは、平日の10時〜12時、13時〜18時で対応可能です。

freeeの3つの料金プランの違い

freeeの料金プランは以下の3つに分かれています。

スターター スタンダード プレミアム
料金(税抜) 月払い 1,480円 2,680円 月払いなし
料金(税抜) 年払い 11,760円/年
980円/月
123,760円/年
1,980円/月
39,800円/年
3,316円/月
確定申告の作成・出力
銀行口座やクレジットカードとの同期
請求書の作成
領収書の写真から仕訳データ自動取得 月5枚まで
消費税申告 ×
月次推移/資金繰り/売掛/買掛レポート ×
メール・チャットサポート ○(優先対応) ○(優先対応)
電話サポート × ×
税務調査サポート補償 × ×

各プランとも、確定申告の作成・出力、銀行口座やクレジットカードと同期、請求書の作成などが利用可能です。

ここでは、各プランの違いについて解説します。

参考:個人事業主向け料金プラン | freee会計(確定申告)

スタータープランとスタンダードプランの比較

スタータープランとスタンダードプランの大きな違いは、以下のとおりです。

スターター スタンダード
消費税申告 ×
領収書の写真から仕訳データ自動取得 月5枚まで
メール・チャットサポート ○(優先対応)

スタータープランとスタンダードプランの大きな違いは、消費税の申告機能の有無です。

消費税申告機能は、日々入力してきた取引情報をもとに、消費税額の集計や申告書類の作成などを自動でおこなってくれる機能です。

消費税課税事業者の方にとっては、必要な機能でしょう。

以下のいずれかを満たす個人事業主の方は、消費税課税事業者となります。

  • 2期前(前々年)の課税売上高が1,000万円を超えている
  • 前年1月1日~6月30日までの期間で、課税売上が1,000万円を超えている
  • 「消費税課税事業者選択届出書」を提出して登録を受けている

2023年10月からインボイス制度が始まるため、取引先によっては免税事業者から消費税課税事業者になる必要があるかもしれません。

そのような場合には、スタンダードプランの消費税申告機能を利用するほうが便利でしょう。

また「月締め」はスタンダードプラン以上で利用可能な機能です。

月締めを利用すれば、特定の日付までの帳簿を締めることができ、期間ごとの帳簿作成が可能になります。

その他、スタンダードプランであれば、レシートや領収書の取り込みが無制限になります。

加えて、スタンダードプラン以上であれば、お急ぎメールサポートも利用できます。

通常メールサポートでは、問い合わせから原則3営業日ほどかかりますが、お急ぎメールサポートであれば、原則1営業日以内に回答がもらえます。

スタンダードプランとプレミアムプランの比較

次に、スタンダードプランとプレミアムプランの大きな違いは、以下のとおりです。

スタンダードプラン プレミアムプラン
電話サポート ×
税務調査サポート補償 ×
従業員・税理士との共有機能 共有機能が少ない 共有機能が充実

スタンダードプランとプレミアムプランの大きな違いが、税務調査サポート補償を利用できる点です。

税務調査サポート補償は、税務調査が入る際に無料で税理士を紹介し、税理士費用を最大50万円まで補償してくれるサービスです。

また、プレミアムプランであれば、複雑なトラブルにも対応できる電話サポートを受けることができます。

加えて、プレミアムプランは、複数人で利用するための機能が充実しています。

仕訳承認機能で帳簿への反映を従業員に任せることや、部門階級機能を利用して部門ごとの断層を設定し、部門ごとの損益を把握できます。

個人事業主に向いているfreeeの料金プランとは

各プランのおすすめの人を解説します。

スタータープランがおすすめの人

基本的な帳簿付けや初めて確定申告をする方には、スタータープランがおすすめです。

銀行やクレジットカードとの連携機能や、請求書の作成機能を利用すれば、帳簿の作成や取引先とのやり取りがとても便利になります。

ただし、レシートや領収書の取り込みは月5枚の制限があるため、現金での取引が多い方はスタンダードプランを利用するか、自分で管理するようにしましょう。

また、月締めの機能が利用できないため、事業戦略などのために月次推移を見たい場合は、自分で作成する必要があるでしょう。

消費税課税事業者となる場合はスタンダードプランの利用をおすすめします。

初めての帳簿付けや確定申告書類の作成、提出をしてみようと考える方におすすめのプランです。

スタンダードプランがおすすめの人

消費税の申告や月次推移の機能も利用したい方は、スタンダードプランがおすすめです。

スタンダードプランを利用すれば、消費税の計算が大幅に時間短縮されるでしょう。

また、月次推移機能を利用して、事業戦略の分析ができます。

メールサポートの返答も早いため、困ったときでもスムーズに対応できるでしょう。

個人事業が大きくなってきた方におすすめのプランです。

プレミアムプランがおすすめの人

店舗や事業所を複数経営して、事業規模がある程度大きい方プレミアムプランがおすすめです。

電話サポートや税務調査サポート補償が利用できるため、もしものトラブルにも安心して対応できます。

また、従業員との共有機能も充実しているため、複数人で事業を営んでいる方はスムーズな仕訳が可能です。

事業規模が大きい方にはプレミアムプランがおすすめです。

個人事業主がfreeeで確定申告する手順

freeeを利用すれば、個人事業主の方が確定申告を簡単にできます。

具体的な確定申告の手順は以下の4ステップです。

それぞれ詳しく解説します。

参考:freee会計でおこなう確定申告の流れ

基本情報を入力する

まずは、freeeの「確定申告書類の作成」をクリックし、作成画面に進みましょう。

「会社から給与は受け取りましたか?」や「株式の取引はありますか?」などの質問が○×形式で出てきます。

質問に回答していけば、自動で書類の作成ができます。

質問中にある「?」マークに、マウスポインタ(矢印)を合わせると、不明点の説明を見ることができます。

収支や申告内容を入力する

次に、収支の入力です。

取引や固定資産税などが正しく帳簿付けされているかを確認します。

もし、追加・修正したい内容があれば、登録画面から修正が可能です。

収支の入力が終われば、経費や控除などの申告に必要な確認事項を一問一答式で答えます。

該当するものは○をクリックして必要事項を入力し、それ以外は×をクリックしていきましょう。

申告内容を確認する

ここまで入力すれば、申告書類が自動で作成されます。

入力内容をもう一度確認し、問題がなければ書類の提出に移りましょう。

もし、修正が必要な場合は「直接入力編集へ」ボタンをクリックして修正してください。

書類を提出する

最後に書類を提出します。

作成した書類のプリントやe-tax用のファイル出力もおこなうことができます。

個人事業主がfreeeを無料で利用する方法

ここまでのfreeeの解説を読んで、一度試してみたいと考える方に、freeeを無料で利用する方法をご紹介します。

freeeでは、お試し期間として30日間無料でfreeeを利用できます。

お試し期間であっても多くの機能が利用できるため、有料版利用の雰囲気や利便性の確認もできるでしょう。

お試し期間は、スタータープラン、スタンダードプラン、プレミアムプランの3つのプランから選択して無料で利用できます。

途中でプランの変更も可能です。

お試しを始めてから、30日間が過ぎて契約しない場合は無料プランに切り替わり、期限なく利用できます。

無料プランやお試しプランの機能は以下のとおりです。

利用機能 無料プラン・お試しプラン
無料プラン・お試しプラン 直近1ヵ月に登録したデータのみ可
請求書類の閲覧・編集 直近1ヵ月に登録した書類のみ可
書類の写真などのデータ取込 無料・お試しスターター:月5枚まで
お試しスタンダード:月15枚まで
お試しプレミアム:月15枚まで
仕訳帳のCSV/PDF出力 お試し10データの出力のみ
総勘定元帳のCSV/PDF出力 お試し10データの出力のみ
取引データのCSV出力 利用不可
メンバー招待可能人数 アドバイザー制度加入者のみ招待可
チャットサポート 利用不可
チャットボット 利用可
メールサポート 利用不可 ※ 契約に関するお問い合わせのみ利用可
電話サポート 利用不可
確定申告書類の作成機能 申告内容の入力まで可能

データ取込の枚数や出力データ数に制限はあるものの、銀行口座やクレジットカードとの同期による自動入力は無制限にできます。

お試しプランで入力した取引や請求書のデータは、直近1ヵ月のみの閲覧や編集となりますが、有料プランを契約すれば過去に入力したデータの閲覧、編集が可能となります。

確定申告書類の作成は、お試しプランでも十分可能です。

しかし、書類の出力ができないため、書類を提出するためには有料プラン契約が必要です。

参考:【個人】freee会計のプランについて

freeeと他社会計ソフトを徹底比較

freee以外にも、多くの個人事業主の方に利用されている会計ソフトが弥生とマネ―フォワードです。

ここでは、freee、弥生、マネーフォワードの3つの会計ソフトを比較して、それぞれの特徴とおすすめの人を解説します。

freeeと他社会計ソフトの料金・プラン比較

それぞれの料金(税抜)は以下のとおりです。

弥生からは、多くのソフトが出ていますが、個人事業主の方が使いやすい「やよいの青色申告オンライン」を比較対象としています。

副業向け 自営業・個人事業主向け 事業規模が大きい方向け
freee スタータープラン
1,480円/月
11,760円/年
(月換算980円)
スタンダードプラン
2,680円/月
23,760円/年
(月換算1,980円)
プレミアムプラン
39,800円/年
(月換算3,316円)
やよいの青色申告オンライン セルフプラン
8,800円/年
(月換算734円)
ベーシックプラン
13,800円/年
(月換算1,150円)
トータルプラン
年払い24,000円
(月換算2,000円)
マネーフォワード パーソナルミニ
980円/月
9,600円/年
(月換算800円)
パーソナル
1,280円/月
11,760円/年
(月換算980円)
パーソナルプラス
35,760円/年
(月換算2,980円)

freeeとマネーフォーワードは、プラン別にほぼ同じ機能設定です。

freeeではスタンダードプラン、マネ―フォワードではパーソナルから消費税申告書の作成が可能です。

また、freeeのプレミアムプラン、マネ―フォワードのパーソナルプラスでは電話での相談ができるようになります。

一方、やよいの青色申告オンラインのプランは、帳簿付けから消費税の申告書類作成などの全機能が、すべてのプランで利用可能です。

プラン別の違いはサポート面です。

ベーシックプランからメールや電話のサポートができるようになります。

加えて、画面を共有してのサポートにも対応しているため、よりわかりやすいサポートを受けることができます。

また、トータルプランであれば、会計ソフトの操作方法だけでなく、確定申告や経理業務に関する相談サポートを受けることができます。

freeeと他社会計ソフトのメリット・デメリット比較

それぞれ3つの会計ソフトのメリットとデメリットは以下のとおりです。

メリット デメリット
freee
  • 会計の知識がなくても利用しやすい
  • 推測機能が優れている
  • スマートフォンでの操作が有能
  • 同期エラーが起こりやすい
  • 楽天銀行との口座連携ができない
  • 今までの会計ソフトを利用してきた人には使いにくい場合がある
やよいの青色申告オンライン
  • 操作画面がわかりやすい
  • サポート体制が万全
  • 取り込みがやや遅い
  • 初めての人には難しい用語も使われている
マネ―フォワード
  • データの取り込みが早い
  • 連携できる金融機関が多い
  • 簿記の知識がある程度必要

freeeは、簿記の知識がない方でも使いやすく、借方・貸方などの専門用語を使わなくても利用できる点がとても大きなメリットです。

推測機能も優れており、読み取り機能を利用するほど、AIが利用者の意図に沿った読み取りをしてくれるようになります。

ただ、今まで別の会計ソフトを利用してきたり、簿記の知識がある程度ある人は簿記の基礎概念である借方・貸方が見えないため利用しにくい面もあるでしょう。

弥生は、比較的多くの方に使われている会計ソフトです。

操作画面がわかりやすいことに定評がありサポート体制が万全です。

同じ画面を見ながらオペレーターが教えてくれるサービスがあるので「聞いただけではわからない」と考える方でも、理解しやすくなっています。

マネ―フォワードは、連携できる金融機関が多く、freeeでは利用できない楽天銀行との連携も可能です。

データの取り込みが速いため、スピードを重視したい人にピッタリです。

freeeと他社会計ソフトのそれぞれおすすめの人

freee、弥生、マネ―フォワードのおすすめの人をそれぞれ解説します。

freeeがおすすめの人

freeeがおすすめの人は、以下のとおりです。

  • 会計の知識がなくても、効率よく確定申告をしたい人
  • スマートフォンで簡単に確定申告を済ませたい人

freeeは、画面に沿って入力するだけで簡単に確定申告ができます。

勘定科目などを自動で入力できる推測機能も優れています。

スマートフォンでの操作性も高く、パソコンを使わなくても簡単に帳簿の作成などが可能です。

難しい用語なども必要ないので、確定申告が初めての方や、会計知識がなくても簡単に申告したい方におすすめです。

弥生がおすすめの人

弥生がおすすめの人は以下のとおりです。

  • 手厚いサポートを受けたい人
  • 簿記の知識があり、仕訳が見えた方がわかりやすい人

弥生は、同じ画面を見ながらのサポートを受けることができます。

トータルプランであれば操作のサポートだけでなく、確定申告作成や経理業務の相談も利用できます。

手厚いサポートを受けたい方には、弥生がおすすめです。

マネーフォワードがおすすめの人

マネーフォワードがおすすめの人は以下のとおりです。

  • 簿記の知識があり、仕訳が見えた方がわかりやすい人
  • 金融機関やその他のサービスとの連携を重視する人

マネ―フォワードは、金融機関やその他のサービスとの連携に優れています。

連携できる金融機関も多く、データの取り込みも速いのが特徴です。

連携面を重視する方には、マネ―フォワードがおすすめです。

まとめ

  • 会計ソフトfreeeを使えば、簡単に確定申告ができる
  • freeeのメリットは、請求書発行、売上金自動登録、銀行口座やクレジットカード連携、領収書のスキャン、アドバイザーからのサポート
  • freeeの料金プランは、スタータープラン、スタンダードプラン、プレミアムプランの3つ
  • freeeで確定申告をするには、基本情報の入力、収支や申告内容の入力、申告内容の確認、書類提出の4ステップ
  • freeeは、30日間のお試し期間があり無料で利用できる
  • よく使われる会計ソフトは、freee、弥生、マネ―フォワードがあるが、初めて使う方にはfreeeがおすすめ

この記事では、freeeを個人事業主の方が利用するメリットやfreeeのプランの違い、利用方法、他の会計ソフトとの違いについて解説しました。

freeeは、簿記の知識がなくても簡単に帳簿の作成が可能です。

スマートフォンの操作性も高いため、空き時間を利用して書類の作成ができます。

確定申告が初めての方や、会計知識がなくても簡単に申告したい方におすすめです。

会計ソフトfreeeを利用して簡単に確定申告をしましょう。

個人事業主のfreeeに関するよくある質問

freeeに関しての質問を以下にまとめています。

同じ悩みをお持ちの方は、チェックして悩みを解消してください。

freeeの欠点は何?

freeeの欠点は以下のとおりです。

  • 毎月の利用料が生じる
  • 経理の知識があると利用しにくい場合がある
  • サーバーにアクセスが集中すると動作が遅くなる場合がある
  • 楽天銀行と連携ができない

パッケージ版の会計ソフトであれば、1度購入すれば支払いの必要はありませんが、freeeのようなクラウド型のソフトは毎月利用料がかかります。

また、freeeは簿記の知識がなくても利用しやすい反面、知識がある方からすると利用しにくい側面があります。

簿記の基本的な概念である、借方・貸方などの取引をしっかりと把握できないためです。

会計を経験してきた方であれば、使いにくさを感じるかもしれません。

freeeは毎月いくらかかる?

freeeの料金はプランによって異なります。

契約プランと料金は以下のとおりです。

料金(税抜) スターター スタンダード プレミアム
月払い 1,480円 2,680円 月払いなし
年払い 11,760円/年 実質980円/月 23,760円/年 実質1,980円/月 39,800円/年 実質3,316円/月

各プランによって機能が違うため、用途に応じてプランを選択してください。

freeeの料金の勘定項目は何費になる?

一般的に勘定科目は、支払手数料や通信費になります。

消耗品費として処理しても問題はありませんが、勘定科目を一度決めたら、他の科目に変えないようにしましょう。

freeeの解約方法や解約金は?

freeeの契約プランの支払いを停止する方法は、以下のとおりです。

  1. トップ画面から「設定」を選択する。
  2. 「プラン・お支払い設定」を選択し「お支払い停止手続きに進む」をクリックする。
  3. お支払い停止理由についてのアンケートを記入し「次へ」をクリックする。
  4. 各種事項に同意のうえ「お支払いを停止する」をクリックする。

解約の確認は、再度「設定」の「プラン・お支払い設定」を選択すれば可能です。

解約後は、無料プランに切り替わります。

解約金はかかりませんが、契約途中で解約しても、契約期間満了までの支払いが必要です。

タイトルとURLをコピーしました