個人事業主がPayPay銀行で口座開設する6つのメリットを紹介

「個人事業主がPayPay銀行で口座開設するメリット・デメリットを知りたい」

「個人事業主は事業用の口座を新たに開設した方がいいか知りたい」

「個人事業主がPayPay銀行で口座開設する際に必要な書類を知りたい」

「個人事業主がPayPay銀行で口座開設する手順を知りたい」

上記のような悩みを持つ方に向けて、今回は個人事業主がPayPay銀行で口座開設するメリットや手順について紹介していきます。

この記事を読むと、スムーズにPayPay銀行の個人事業主用口座を開設できるようになるでしょう。

PayPay銀行とはどのような銀行か

まずPayPay銀行とは、どのような銀行なのかを解説していきます。

PayPay銀行とは？

PayPay銀行とは、2000年9月に日本初のインターネット専業銀行として設立された、三井住友銀行とZフィナンシャルのグループ会社です。

設立当初は三井住友銀行、NTTドコモ、NTT東日本、日本生命、富士通、三井物産、東京電力が共同出資し、ジャパンネット銀行という名称でした。

現在はヤフー株式会社の子会社となっています。

インターネット専業銀行とは？

インターネット専業銀行とは、対面の店舗を持たず、インターネットを利用して振り込みや残高照会などを行う銀行のことです。

一般的な銀行とは異なり、支店や営業所などがないので、利用者が店舗や窓口に行くことはありません。

手続きや電話対応のための行員はいますが、対面で相談や手続きを行うわけではありません。

インターネット専業銀行は、支店を構えず人件費や設備費が少ないため、一般的な銀行と比べて手数料を引き下げたり、預金金利を高く設定したりすることができます。

インターネットの普及と通信インフラの拡充、セキュリティ技術の向上から、利便性の高さが評価され、インターネット専業銀行を利用する人は年々増加しています。

個人事業主がPayPay銀行で口座開設するメリット

続いて、個人事業主がPayPay銀行を利用するメリットを紹介していきます。

屋号付き口座を開設できる

PayPay銀行のビジネス用口座では、個人事業主やフリーランスの方であっても、「事業の実績を証明できるもの」があれば、屋号付き口座を開設できます。

事業の実績を証明できるものとしては、開業等届出書や青色申告決算書（税務署受付後の控え）などが利用できます。

個人事業主の銀行口座名義には、屋号を必ずしも付ける必要はありません。

しかし、屋号の入った口座を開設することで次のようなメリットがあります。

事業を行う際は、事業用の口座とプライベートの口座と分けておくと、確定申告をする際に収支を追いやすくなるでしょう。

さらに事業用の口座に屋号付き口座を利用することで、きちんと公私を分けている姿勢を示すことができます。

また、個人事業主の場合、屋号の付いていない口座を使用していると、「今後事業拡大の見込みがないのではないか」と、取引先の信用低下に繋がりかねません。

PayPay銀行での口座開設によって、事業を円滑に進めるために役立つ、屋号付きの口座を持つことができます。

ビジネスローンを借りられる

PayPay銀行では、法人だけでなく、個人事業主や起業したばかりの方でもビジネスローンが利用できます。

PayPay銀行のビジネスローンの特徴は以下の通りです。

振込手数料が安い

PayPay銀行は振込手数料が比較的安いのが特徴です。

振込件数の多い個人事業主は、PayPay銀行を利用することでコストを抑えることができます。

審査不要でデビット機能が使える

PayPay銀行のキャッシュカードには、Visaデビット機能がついています。

通常、個人事業主が事業用のクレジットカードを作るには審査が必要で、その手続きにも時間がかかります。

しかし、PayPay銀行では追加の手続きや審査なしで、Visaのカード決済と同じように使えるVisaデビットが利用できます。

会計ソフトの月額利用や、Amazonビジネスなどのネットショッピングの決済にもクレジットカードのように使用できます。

年会費などの手数料もかかりません。

セキュリティ対策が万全

個人事業主が口座開設する際、セキュリティ面は特に気になります。

PayPay銀行では、他の銀行より早くから、セキュリティ面に強いワンタイムパスワードを導入しています。

ワンタイムパスワードとは一度きりのパスワードで、一定時間が経過すると使用できなくなります。

そのため、万が一他人にパスワードを見られたとしても、悪用されるリスクはかなり少なくなります。

PayPay銀行の口座にログインする際、毎回ワンタイムパスワードが必要となるように設定しておけば、自宅以外の場所などでも安心して利用することができるでしょう。

24時間365日いつでも利用できる

PayPay銀行では、パソコンやスマホのアプリから24時間365日いつでも取引ができます。

銀行の営業時間に合わせて手続きをする必要がない点も、PayPay銀行のメリットです。

コンビニのATMでは、いつでも現金を引き出すことができるので、急いで現金を用意したいことがあっても安心して利用することができるでしょう。

個人事業主がPayPay銀行で口座開設する際に必要な書類

個人事業主がPayPay銀行で個人口座を開設をする際に必要な書類は、次の2つです。

本人確認資料

現住所の確認ができる以下のような資料が、いずれか１点必要です。

事業実態確認資料

事業の確認ができる以下のような資料が、いずれか1点必要です。

用意できる書類によって、注意点が異なります。詳細はPayPay銀行のページより確認してみてください。

（参考：PayPay銀行｜口座開設に必要な書類）

個人事業主がPayPay銀行で口座開設する手順

個人事業主は、3つの手順でPayPay銀行の個人口座を開設できます。

Web上の申し込みフォームに入力
屋号や住所など、必要事項を入力します。

必要書類の提出
スマホで必要書類のアップロードを行います。郵送での提出も可能です。

キャッシュカードが届く
郵送で、キャッシュカードが送られます。

最短当日から7日程度で口座開設ができます。

まとめ

この記事では、個人事業主がPayPay銀行で口座開設するメリットと手順について解説してきました。

上記の5つのポイントを押さえることで、個人事業主がスムーズにPayPay銀行の口座開設を行えるようになるでしょう。