起業や独立に際し、自宅ではない住所が欲しい……。
近年フリーランス活動や起業が盛り上がりをみせるなか、注目されているのが「バーチャルオフィス」です。
バーチャルオフィスを提供しているサービスは数多くありますが、なかでも人気なのがGMOオフィスサポートです。
記事を読んでいる方のなかには、GMOオフィスサポートの契約を検討している人もいるでしょう。
しかし契約の前に、いろいろと確認しておきたい事項は多いはず。
そこで本記事では、GMOオフィスサポートの口コミ・評判や利用するメリットなど、さまざまな角度から解説していきます。
GMOオフィスサポートを利用した人の口コミ
本項ではまず、実際にGMOオフィスサポートを利用した人の口コミについてみていきましょう。
良い評判、悪い評判をそれぞれ紹介していきますので、ぜひ契約前の参考にしてみてください。
良い評判
GMOオフィスサポートの郵便物転送のサービスがだんだん良くなって来てる。ありがたい。
— Hiro@ラムダコード (@hiro_4455) January 27, 2023
こっそり言います。
福岡のバーチャルオフィスの最安値がハンパない状態に更新されています。以前 ワンストップビジネスセンター ¥5,200
なう GMOオフィスサポート ¥1,650
— LiLy | リリー (@lily_money_lily) March 10, 2023
格安のバーチャルオフィスに申し込んだらぜんぜん返事が返ってこないので、GMOオフィスサポートに申し込んだら一日で本人確認&審査終わった!
これで開業届出せるぜ!— コレステロール・D・きったん@マジシャン (@kittanradio) April 27, 2023
インターネット上に投稿されている口コミをみてみると、以下の点を評価している人が多いようです。
バーチャルオフィスの契約やその他オプションサービスを素早い対応で利用できる点はGMOオフィスサポートの魅力といえるでしょう。
悪い評判
GMOオフィスサポートのオフィスエリア、早く札幌にも作ってほしいなぁ……
— Shiro (@Shiro_parade) August 16, 2023
一方、GMOオフィスサポートに関するインターネット上の悪い口コミについては、以下の点が挙げられます。
利用したいサービスの範囲によっては、契約していた料金プランを変更しなければならないことがあります。
また、契約できるオフィスのエリアの数には限りがあるため、必ずしも自分の居住区に近いバーチャルオフィスを利用できるわけではない点に注意してください。
GMOオフィスサポートの基本情報
GMOオフィスサポートについて調べ始めたばかり、という方は、まず基本的な情報を得てから検討を始めたいはずです。
そこで本項では、GMOオフィスサポートの基本情報についてまとめていますので、チェックしてみてください。
プラン内容
GMOオフィスサポートの料金プランは以下の表を参考にしてください。
プラン | 料金 |
転送なしプラン | 660円/月 |
月1転送プラン | 1,650円/月 |
隔週転送プラン | 2,200円/月 |
週1転送プラン | 2,750円/月 |
一番リーズナブルな転送なしプランでは月660円でバーチャルオフィスの契約が可能となっており、住所だけを必要としている方にはうってつけです。
プランによって郵便物の転送スパンや利用できるオプションが異なりますので、自身のニーズに応じたものを選択しましょう。
オプション
GMOオフィスサポートでは、以下のオプションを利用可能です。
オプション | 料金 |
写真でお知らせ | 1,100円/月 |
即時転送 | 550円/通 |
破棄支持 | 無料 |
宛名の追加 | 1,650円/月 |
これらは郵便物の転送や確認が必要な場合に便利なオプションです。
仕事上、郵便物のやり取りが多い方は必要に応じて有効活用していきましょう。
登記可能な拠点
GMOオフィスサポートで2023年12月現在、登記可能な拠点は以下のとおりです。
エリア | 拠点住所 | |
東京 | 渋谷 | 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目10番8号 渋谷道玄坂東急ビル2F-C |
恵比寿 | 〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西2丁目4番8号 ウィンド恵比寿ビル8F |
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新宿 | 〒160-0023 東京都新宿区西新宿3丁目3番13号 西新宿水間ビル2F |
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銀座 | 〒104-0061 東京都中央区銀座1丁目12番4号 N&EBLD.6F |
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青山 | 〒107-0062 東京都港区南青山3丁目1番36号 青山丸竹ビル6F |
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目黒 | 〒153-0064 東京都目黒区下目黒一丁目1番14号 コノトラビル7F |
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秋葉原 | 〒101-0024 東京都千代田区神田和泉町1番地6−16 ヤマトビル405 |
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関東 | 横浜 | 〒220-0072 神奈川県横浜市西区浅間町1丁目4番3号 ウィザードビル402 |
東海 | 名古屋 | 〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅4丁目24番5号 第2森ビル401 |
関西 | 大阪・ 梅田 |
〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田1丁目2番2号 大阪駅前第2ビル12-12 |
大阪・ 心斎橋 |
〒542-0081 大阪府大阪市中央区南船場3丁目2番22号 おおきに南船場ビル205 |
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京都 | 〒600-8223 京都府京都市下京区七条通油小路東入大黒町227番地 第2キョートビル402 |
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神戸 | 〒651-0084 兵庫県神戸市中央区磯辺通1丁目1番18号 カサベラ国際プラザビル707 |
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九州 | 福岡・ 博多 |
〒812-0011 福岡県福岡市博多区博多駅前1丁目23番2号 ParkFront博多駅前1丁目5F-B |
福岡・ 天神 |
〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神2丁目2番12号 T&Jビルディング7F |
運営会社
GMOオフィスサポートの運営会社は、GMOオフィスサポート株式会社です。
GMOインターネットグループの一つですが、グループは主にインターネットインフラ事業をはじめ、インターネット事業を幅広く手がけています。
GMOオフィスサポートのメリット
GMOオフィスサポートの利用を検討するうえで気になるのはメリットの部分です。
本項では実際に契約することで得られるメリットについて解説していきますので、自身のニーズに重なる部分があるかどうか確認してみましょう。
初期費用がかからない
GMOオフィスサポートの初期費用は無料です。
通常のオフィスを借りる場合、敷金礼金をはじめさまざまな初期費用が発生するため、最初にまとまった額のお金を支払う必要があります。
しかしGMOオフィスサポートはバーチャルオフィスのレンタルサービスなので、初期費用なしでオフィスの契約ができる点は大きなメリットです。
月額料金が安い
GMOオフィスサポートは月額料金が安い点も魅力の一つです。
前述したように一番安いプランで660円と、かなりリーズナブルな価格でバーチャルオフィスの利用ができます。
また、契約は申し込み月から換算して12ヵ月の契約となりますが、新規契約特典で3ヵ月分の料金が値引きとなるため、実質9ヵ月分の料金で利用することが可能です。
活用するオプションによって料金は加算されますが、かなりリーズナブルな料金体系であることは間違いありません。
運営会社の信頼度が高い
GMOオフィスサポートの運営会社はGMOオフィスサポート株式会社です。
GMOオフィスサポートが属するGMOインターネットグループは東証プライム上場企業です。
インターネットインフラ、広告や金融、メディアなど、幅広い事業を手がけています。
GMOオフィスサポートがインターネット事業の最前線を走る企業群に属していることから、運営会社に信頼を置きやすいのは利用者にとって大きなメリットといえるでしょう。
最短即日で審査が完了する
GMOオフィスサポートは最短即日で審査を完了することも可能です。
当然、即日審査完了が可能なのは提出書類や審査内容に不備がない場合のみとなりますが、申し込み~審査完了までスピード感をもって手続きできるのは魅力的です。
急な事情からすぐにバーチャルオフィスを契約したい、そんな方にもおすすめのサービスといえます。
事業用の口座開設サポートがある
GMOオフィスサポートでは、事業用の口座開設サポートを利用することが可能です。
バーチャルオフィスの契約とともに事業用口座の開設に移っていけるため、スムーズに事業開始の準備ができるのは利用者にとってメリットといえます。
事業用口座開設サポートではGMOあおぞらネット銀行をはじめ、さまざまな銀行での事業口座開設実績があります。
なお、全体のおよそ6割強(2022年10月時点)がGMOあおぞらネット銀行での口座開設となっているため、迷ったらGMOあおぞらネット銀行を選択するのが無難といえるでしょう。
GMOオフィスサポートのデメリット
前項ではメリットについて紹介していきましたが、いくつかのデメリットも存在します。
契約して実際に利用する前に、しっかりデメリットについても理解しておくようにしましょう。
拠点数が少ない
GMOオフィスサポートの拠点は大きく分けて東京・関東・東海・関西・九州の5エリアです。
このうち、一つのエリア内で複数の拠点を持つのは東京、関西、九州の3エリアのみ。
このことからも、ある程度限られたエリアでのみバーチャルオフィスが運営されていることがわかります。
拠点数が少ないため、地方在住の事業者が利用しづらい点は一つデメリットとして挙げられるでしょう。
会議室やワークスペースがない
GMOオフィスサポートには、会議室やワークスペースの貸し出しはおこなっていません。
他のバーチャルオフィスサービスであれば、会員限定で利用できる会議室・ワークスペースがあるなど、実際のオフィスのように使えるサービスが付いています。
GMOオフィスサポートはあくまでも「バーチャルオフィス」としての使い方しかできない分、ワークスペースとしての利用も求めている人にはマッチしない可能性があります。
郵便物の即時転送に費用がかかる
郵便物の転送はバーチャルオフィスの用途の一つですが、場合によってはすぐに郵便物を受け取りたい場合もあるはずです。
GMOオフィスサポートでは郵便物の即時転送1通につき、550円の料金が加算されます。
有料の即時転送を活用しない限りは料金プランどおりの費用でサービスを利用できますが、急遽郵便物の転送が必要になった際は割高になりますので、注意してください。
GMOオフィスサポートがおすすめな人
ここまでに紹介した内容をもとにすると、GMOオフィスサポートがおすすめな人の特徴は以下のとおりです。
GMOオフィスサポートではリーズナブルな料金で幅広いサービスを利用できるため、バーチャルオフィスの契約が初めての方でも安心して活用できるのが魅力です。
GMOオフィスサポートを利用する手順
続いて、本項ではGMOオフィスサポートを利用する際に必要となる手順について解説していきます。
バーチャルオフィスの契約が初めての方や、これから契約手続きを進める予定の方はチェックしてみてください。
公式サイトから申し込む
まずはGMOオフィスサポートの公式サイトから、契約の申し込み手続きをおこなっていきましょう。
画面の指示にしたがってメールアドレスやパスワード、認証コード、申し込み種別を入力後、個人情報やクレジットカードなどの詳細情報を登録して申し込み手続きを進めていきましょう。
必要書類を提出する
申し込み完了にあたっては、必要書類の提出が必要です。
なお、個人で申し込む場合は申し込み者の書類が、法人で申し込む場合は代表者の書類が必要となりますので、注意してください。
なお、具体的に必要となる書類は以下のとおりです。
参照:GMOオフィスサポート|よくあるご質問:申し込みに必要な書類は何ですか?
個人の場合
申し込み者の書類で下記いずれか一つ
法人の場合
代表者の書類で下記いずれか一つ
審査を通過する
必要書類を提出し、申し込みを完了すれば次に待っているのは審査です。
審査では個人・法人でおこなう事業内容や必要書類の詳細など、さまざまな点の確認がおこなわれます。
事業に問題がある、反社会的勢力や宗教団体との関わりがあるなどの大きな問題がなければ、審査を通過するのは難しくありません。
なお、書類などに不備がある場合は迅速に対応してください。
まとめ
- GMOオフィスサポートは格安でバーチャルオフィスの契約ができる
- 全国各地に拠点を設けている
- 申し込み~契約までがスムーズ
- 運営会社の信頼性が高い
- 事業用口座開設サポートを利用できる
リーズナブルな料金プランとスムーズな契約手続き、そして便利なオプションと、GMOオフィスサポートはさまざまな魅力の詰まったサービスといえます。
個人・法人を問わず、バーチャルオフィスをお探しの場合には、ぜひ本記事の内容を参考に詳細をチェックしてみてください。
よくある質問
最後に、GMOオフィスサポートの利用についてよくある質問をいくつかまとめています。
まだ疑問点が残っている方は、本項の内容を確認してクリアにしておきましょう。
GMOオフィスサポートの契約期間は?
GMOオフィスサポートの契約期間は1年間です。
契約の開始日は会員登録の完了日となっており、完了日~1年間が契約期間となります。
また、1年ごとに契約の自動更新がおこなわれるため、継続する場合は1年後に再契約の手続きなどは必要ありません。
なお、利用期間中に解約する場合でも、返金はされないため注意してください。
GMOオフィスサポートの解約方法は?
GMOオフィスサポートを解約する場合は、解約希望日の40日前までに、お問い合わせフォームからの連絡が必要です。
また、契約の自動更新を停止する際も同様に、更新日の40日前までにお問い合わせフォーム経由での連絡をおこなってください。
なお、利用期間の終了日までに下記の情報を削除する必要があります。
併せて確認しておきましょう。
加えて、下記書類の提出も必要となりますので、注意しましょう。
GMOオフィスサポートは領収書を発行できる?
GMOオフィスサポートでは領収書の発行をおこなっていません。
そのため、必要な場合はマイページから閲覧可能な利用明細を確認する、または支払いに使っているクレジットカードの明細などを使用する必要があります。