個人事業主におすすめの職種ランキング23選!選び方や始め方を解説

コラム

「個人事業主で高収入を稼げる職種の一覧が知りたい」

「副業未経験からでも成功しやすい職種が知りたい」

「女性でも取り組みやすい個人事業主の職種が知りたい」

このような思いを持つ方は多いでしょう。

そんな方に向けて、今回は個人事業主になるメリット・デメリットやおすすめの職種ランキングを紹介します。

個人事業主として働こうと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。

  1. 個人事業主とは
    1. フリーランスとの違い
    2. 自営業との違い
  2. 個人事業主として働くメリット
    1. 好きな時間に好きな場所で働ける
    2. 収入が青天井
    3. 自分で仕事を選べる
  3. 個人事業主として働くデメリット
    1. 雑務も自分で処理しなければいけない
    2. 収入が不安定になる
    3. 周りの反発を受けやすい
  4. 個人事業主の職種を選ぶ際のポイント
    1. 満足できる収入が得られるか
    2. 働き方が合っているか
    3. 需要があるか
    4. 将来性があるか
    5. 自分のスキルや経験が活かせるか
  5. 個人事業主におすすめの未経験からでも始めやすい職種ランキング4選
    1. Webライター
    2. Webデザイナー
    3. 動画編集者
    4. 物販ビジネス
  6. 個人事業主におすすめの高収入を得られる職種ランキング6選
    1. 医師
    2. 弁護士・税理士・公認会計士
    3. 司法書士・行政書士
    4. 不動産
    5. コンサルタント
    6. システムエンジニア
  7. 個人事業主におすすめの主婦でも取り組める職種ランキング5選
    1. サロン経営
    2. ネットショップ運営
    3. 美容モニター
    4. 家事代行
    5. 占い師
  8. 個人事業主におすすめの社会貢献できる職種ランキング3選
    1. 配達パートナー
    2. コンテンツビジネス
    3. 結婚相談所経営
  9. 個人事業主におすすめの一人で完結する職種ランキング5選
    1. YouTuber
    2. TikToker
    3. ブロガー
    4. インスタグラマー
    5. ライバー
  10. 個人事業主を始める際の仕事の探し方
    1. クラウドソーシング
    2. 求人サイト
    3. フリーラインエージェント
    4. SNS
    5. 人脈
  11. まとめ

個人事業主とは


個人事業主とは、個々の事業を独立して運営し、その収益で生活をする人のことを指します。

株式会社などの法人組織を設立せず、個人が開業届を税務署に提出することで、公式に事業を営むことが可能となります。

個人事業主になることで、事業名の口座を開設できたり、確定申告時に一定の控除を受けることができたりします。

フリーランスとの違い

フリーランスとは、特定の組織に所属せずに仕事をするという働き方を表現する言葉です。

フリーランスとして働く人は、プロジェクト単位で顧客と契約を結び、仕事を行うことがほとんどです。

個人事業主もこのような働き方をすることがあるため、フリーランスとの違いが曖昧になることがあります。

フリーランスとは、あくまでも働き方の表現です。

フリーランスが税務署に開業届を提出すると、「個人事業主」として法的に認識されます。

フリーランスという働き方と、個人事業主という税法上の区分とは別々のものですが、開業届を提出していないフリーランスは、個人事業主の大きなメリットである青色申告制度を利用することができません。

このため、特定の組織に所属していないフリーランスのほとんどが、同時に個人事業主でもあります。

自営業との違い

自営業とは、自分自身で事業を経営する個人を表現する言葉です。

自営業者として独立している人の中には、法人を設立している人も、個人事業主の人もいます。働き方としてフリーランスを選択している人もいるでしょう。

つまり、自営業は広い意味での独立した働き方を指し、その中に個人事業主やフリーランスが存在するのです。

自営業には多様な働き方があります。完全に自分1人で事業を営む人もいれば、従業員を雇ったり、家族経営をしている人もいます。

個人事業主として働くメリット


それでは、個人事業主として働く場合、どのようなメリットが得られるのでしょうか。

それぞれについて、詳しくみていきましょう。

好きな時間に好きな場所で働ける

個人事業主として働く最大の魅力は、柔軟な時間と場所の選択です。

個人事業主には、多くの会社員のような定時があるわけではないので、自分の好きな時間に仕事をすることが可能です。

また、たとえば、プログラマーやWebデザイナーのような職種であれば、パソコン1台でどこでも仕事ができます。

このため、育児や介護をしている人が、家事などの合間に自宅で働くこともできるのです。

このように、個人事業主には自分のライフスタイルや状況に合わせて、最適な働き方を選ぶことができるというメリットがあります。

収入が青天井

個人事業主には、毎月一定の給料がもらえる会社員のような安定性はありませんが、頑張り次第で収入をいくらでも増やすことができます。

企業に雇用されていると、成果を出したからといって、その成果がそのまま自分の給与になるわけではありません。

しかし、個人事業主であれば、自分で上げた事業収入が、そのまま個人の収入につながります。

会社が定めた給料の上限などもなく、収入を増やすチャンスは無限大です。

自分で仕事を選べる

個人事業主の場合、自分で仕事を選べるのも魅力の1つです。

自分の関心や専門性に基づいて、自分自身の仕事をデザインすることができます。

また、苦手な仕事を誰かに依頼することや、合わないクライアントとは付き合わない、といったことも可能です。

自分が好きな仕事や得意な仕事を選択して行うことができるので、仕事によるストレスなどは大きく減らせるでしょう。

個人事業主として働くデメリット


個人事業主として働くにはデメリットも存在します。

以下で詳しく説明します。

雑務も自分で処理しなければいけない

個人事業主になると、本業だけでなく、会計や税務、営業所の管理など、全ての仕事を自分で行う必要があります。

特に、売上や経費など、お金のことについてはきちんと管理をしておかないと、年に1回の確定申告の際に困ってしまいます。

しかし、他の人に依頼をするアウトソーシングや、作業を自動化するサービスなどを活用するなどして、これらの雑務をある程度効率化することは可能です。

収入が不安定になる

個人事業主として働くと、仕事の状況によって収入が不安定になりやすいです。

案件が終了し、次の案件が決まらなければ、一時的に収入が得られない場合もあるでしょう。

そのため、複数のクライアントから仕事を受けることで収入源を分散させる、貯蓄をするなど、工夫をしておくことが重要です。

周りの反発を受けやすい

自分のビジネスを立ち上げる時に、周りからの理解を得ることが難しい場合もあります。

特に、会社員から個人事業主になる場合、安定した収入や企業の福利厚生を手放すという決断は、周囲に不安を引き起こす可能性があるでしょう。

しかし、自分のビジネスのビジョンや目標を明確に伝えることで、理解してもらいましょう。

熱意や意欲を持って、自分のビジネスの価値や計画性をアピールすることが重要です。

個人事業主の職種を選ぶ際のポイント


個人事業主の職種を選ぶ際は、以下のポイントを意識してください。

満足できる収入が得られるか

個人事業主の場合、収入は選んだ職種に大きく依存します。

収入の不安定性を補うためには、仕事の依頼が多い、あるいは収益が安定している職種を選択することが重要です。

働き方が合っているか

自分がどのような働き方をしたいのか、職種選びの前にしっかり考えておくべきです。

特に、家庭と仕事を両立させたい女性が個人事業主として働く場合、在宅でできるような職種を選ぶのがベターです。

需要があるか

需要が高い職種を選ぶことで、多くの依頼を獲得しやすくなり、収入も安定します。

下記に記載している、個人事業主職種ランキングを参考にしてみてください。

将来性があるか

個人事業主の職種を選ぶ際は、職種の将来性も考慮しましょう。

いくら需要が高くても、すぐに人気がなくなってしまうような仕事では、長期的に稼ぐことはできません。

普段からアンテナを張り、社会情勢や流行の動きに興味を持つことが重要です。

IT系の職種は、今後も需要が高まる、高収入を得やすいでしょう。

自分のスキルや経験が活かせるか

自分自身を振り返り、持っているスキルや経験を活かせる職種を選ぶことも、個人事業主として成功するために重要です。

これにより、自分独自の価値を提供しやすく、クライアントも獲得しやすくなります。

現時点で使えるスキルや経験がない場合は、需要が高そうな職種の資格を取得することをおすすめします。

個人事業主におすすめの未経験からでも始めやすい職種ランキング4選

個人事業主が未経験からでも始めやすい職種は、以下の4つです。

Webライター

Webライターは、文章を書くことに興味がある方に最適な職種です。

案件が豊富で、未経験からでも仕事を受注しやすい職種です。

SEO対策を学ぶことで、効果的な記事を作成できるようになれば、より大きな収入を得られるようになるでしょう。

Webデザイナー

デザインの知識とパソコンの基本操作スキルがあれば、未経験からでもWebデザイナーとして活躍することができます。

Webに関する仕事は需要が高いため、適切なスキルを身につければ高収入を得ることも可能です。

動画編集者

動画で発信をするサービスの普及に伴い、動画編集の需要も高まっています。

無料で利用できる動画編集ソフトもあり、パソコンがあれば未経験からでもスキルを身につけることができます。

初めのうちは報酬が低いですが、経験を積むと徐々に単価アップが狙えるようになります。

物販ビジネス

物販ビジネスは、インターネットを活用した人気のある職種です。

スマートフォンがあれば、メルカリやラクマなどのフリマサイトを利用して、簡単に商品販売ができます。

まずは、家にある不用品をいくつか売ることで、物品ビジネスのイメージを掴むことがおすすめです。

個人事業主におすすめの高収入を得られる職種ランキング6選


個人事業主として、高収入を得たい方には以下の職種がおすすめです。

医師

個人開業医として働くことで、高収入を得ることが可能です。

しかし、医師になるには医学部を卒業して国家試験に合格し、さらに病院勤務を経験してスキルを磨くことが不可欠です。

弁護士・税理士・公認会計士

弁護士・税理士・公認会計士などの士業と呼ばれる専門性のある職種は、その資格を持っていなければ出来ない仕事を扱うため、需要が安定しています。

将来にわたって安定した収入が確保できるでしょう。

しかし、これらの職種には、高いスキルや知識と、国家資格の取得が必要です。

司法書士・行政書士

司法書士や行政書士も、法務や行政手続きの専門家として、高い報酬を得ることが可能です。

税理士や弁護士とは異なり、資格を取得してすぐに開業することができます。

しかし、顧客獲得のための営業やマーケティングスキルが必要です。

不動産

不動産の仲介や売買、不動産投資を行う仕事です。

開業には「宅地建物取引業」の免許と、「宅地建物取引士」の資格が必要になります。

高収入を狙うには、営業力やマーケティングの知識も重要になるでしょう。

コンサルタント

ビジネスコンサルタントとして、企業の問題解決を手助けすることも高収入を得る方法の1つです。

会社経営は、時代や事業を取り巻く環境に応じて、柔軟性が求められます。

経営者である顧客の信頼を勝ち取るためには、時代の流れを掴むための努力を怠らず、新しい手法を学び続ける必要があるでしょう。

システムエンジニア

システムエンジニアは、クライアントの要求をヒアリングし、システムの設計から開発までを行います。

高いITスキルとマネジメントスキルが求められますが、需要が高く、高額な報酬を得られるでしょう。

個人事業主におすすめの主婦でも取り組める職種ランキング5選


主婦の方でも、個人事業主として取り組みやすい職種は、以下の5つです。

サロン経営

美容、料理、アロマなど、専門性を活かしたサロン経営は、主婦におすすめの職種です。

自宅を活用すれば初期投資を抑えつつ、時間を自由に設定できます。

技術力とコミュニケーション能力を活かし、リピーターを増やすことが収入向上のポイントです。

ネットショップ運営

インターネット上のショップを運営して、商品の通信販売を行います。

忙しい主婦でも、スキマ時間を使って仕事をすることができます。

また、他店と差別化した商品選び、SNSで効果的な広告活用など、工夫を重ねることで高い収入を得ることができます。

美容モニター

美容品の試用やレビューを行う美容モニターも、おすすめの1つです。

特別な技術や知識は必要なく、ブログやSNS、YouTubeの投稿など、自宅での作業が中心となります。

自分の美容ケアにもつながるため、美容に関心の高い女性におすすめです。

家事代行

家事のプロとして働く家事代行も、主婦の強みを活かせる職種です。

自身の得意な家事分野を仕事にすれば、仕事のために学習する時間を節約して、時間を有効活用することが可能です。

主婦目線を活かし、顧客に安心してもらえる質の良いサービスを提供することができれば、リピート顧客の増加にも繋がるでしょう。

占い師

趣味から始めることができ、ネットを通じて多くの顧客に占いサービスを提供できます。

興味と熱意があれば独学でもスキルを身につけられます。

信頼を築くためには、真心を込めたサービス提供が重要です。

個人事業主におすすめの社会貢献できる職種ランキング3選


個人事業主におすすめの社会貢献できる職種は、次の3つです。

配達パートナー

ネット販売の増加に伴い、配達パートナーは人々のライフスタイルを支える重要な役割として注目されるようになりました。

企業と業務委託契約を結び、自分の車や自転車などを使って配達を行います。

好きな時間を自由に使いながら稼ぐことができます。

依頼主である企業と信頼関係を築くことが、長期的な業績向上に繋がります。

コンテンツビジネス

教育やエンターテイメントなど、さまざまな分野で自身の知識や経験を活かしたコンテンツを作る仕事も、社会貢献に繋がる職種としておすすめです。

情報発信や教育に寄与しながら、報酬の獲得が可能です。

より多くの人にコンテンツを届けるには、SNSを活用するなど、Webマーケティングをしてファンを獲得する必要があるでしょう。

結婚相談所経営

結婚相談所を運営することで、人々のパートナー探しに貢献することができます。

コミュニケーションと人間理解の能力があれば、多くの人々の幸せをサポートしながら収入を得ることが可能です。

社会全体の幸せの一部を手助けすることで、充実感を得られます。

個人事業主におすすめの一人で完結する職種ランキング5選


1人で事業を完結させたい個人事業主には、次の職種がおすすめです。

YouTuber

YouTubeに動画を投稿したり、配信をしたりして、広告料を稼ぐ仕事です。

動画の内容は、エンタメ、美容、教育などさまざまです。

ただし、現在はかなりの数のライバルが存在するので、はじめてすぐに視聴者や再生数を稼ぐのは難しいでしょう。

視聴者を獲得するためには、一貫したコンテンツ作成力や、魅力的な個性の発揮が必要です。

TikToker

短時間の動画を制作し、TikTokで広告やスポンサーシップによる収入を得る仕事です。

TikTokでは、ダンスやコメディ、有益な情報など、さまざまなジャンルの動画が受け入れられています。

視聴者やフォロワーが多ければ、多くの収益を得ることが可能です。

ブロガー

自分のブログを立ち上げ、広告収入を得る仕事です。

また、ブログに商品のリンクを貼り、ユーザーがそのリンクを経由して企業サイトにアクセスした場合に報酬を得ることができるアフィリエイト広告で収益を得る方法もあります。

ただし、自分のブログの読者を増やすためには、SEOの知識を身につけ、有益な情報を提供し続けることが求められます。

インスタグラマー

写真やショートビデオを通じて、Instagramで自分のライフスタイルや趣味、商品レビューを発信し、商品を紹介してほしいメーカーなどから報酬を受け取る仕事です。

アフィリエイト広告などで収益を得るためには、一定数以上のフォロワーの獲得が必要です。

ライバー

ライブ配信プラットフォームを活用し、自身のライフスタイルや趣味、エンタメを発信します。

基本的にライブ配信の際の、視聴者からの投げ銭がライバーの収益となります。

個人事業主を始める際の仕事の探し方


個人事業主が仕事を探す方法には、以下のようなものがあります。

クラウドソーシング

クラウドソーシングは、インターネットを通じて、企業と個人の依頼人と請負人を繋げるサービスです。

主なプラットフォームには、「クラウドワークス」や「ランサーズ」があります。

掲載されている仕事の種類は幅広く、初心者でも参入可能な案件が多く存在します。

求人サイト

Indeed」のような求人検索エンジンや、その他の求人ウェブサイトでも、個人事業主向けの案件を見つけることができます。

一般的には、アルバイトなどの雇用をともなう求人が多いのですが、シフト自由や在宅可など、個人事業主にマッチした案件も少なくありません。

フリーラインエージェント

フリーランスエージェントは、フリーランスとして働く人に、個々の条件に合う仕事を紹介してくれるサービスです。

プロフィールや実績、ポートフォリオを登録すれば利用できます。

エージェントによっては、休業補償やキャリア相談といったさまざまなサポートも提供されています。

SNS

企業がSNSを利用して、直接フリーランスを探したり、募集をするケースも増えています。

一般的なSNSのほか、「Wantedly」のような仕事探し専門のSNSも存在します。

SNSの特性を活かして、自分のアカウントをポートフォリオとして活用し、気軽に依頼人と連絡を取り合うことが可能です。

ただし、詐欺や質の低い案件も混ざっている可能性があるため、受注する側には特に注意が必要です。

人脈

知人や取引先など、人脈を通じて仕事を紹介してもらう方法も有効です。

仕事を探していることを広く周囲に伝え、日常的にコミュニケーションをとりながら、常にアンテナを張っておくとよいでしょう。

まとめ

  • 個人事業主とは、個々の事業を独立して運営し、その収益で生活を支える人のことを指す
  • 個人事業主のとしての最大のメリットは、収入が青天井であること
  • 個人事業主としての最大のデメリットは、収入が不安定であること
  • 個人事業主が職種を選ぶ際は、収入面や働き方など、いくつかのポイントを意識する
  • 個人事業主を始める際の仕事の探し方は、クラウドソーシングや求人サイトの活用などがある

今回は、個人事業主のメリット・デメリットや、おすすめの職種について紹介しました。

個人事業主として働くことを検討するなら、収入面や将来性などを考え、自分のライフスタイルに照らし合わせて職種を選びましょう。

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