データ入力の仕事で稼ぐコツとは?個人事業主として始めるメリットを解説

コラム

個人事業主になろうと考えている人の中には、

「副業でデータ入力の仕事をはじめたい」

「データ入力で月3万円稼ぐコツを知りたい」

「データ入力で稼いだときの確定申告はどうすればいいのか?」

という疑問点を持つ方は多いでしょう。

今回は、データ入力の仕事で稼ぐコツや確定申告の方法について詳しく解説していきます。

この記事を読むと、データ入力の仕事に関する疑問が解消されるでしょう。

データ入力とは


データ入力とは、紙やPDFで記載された情報を、Wordや Excelに入力していく作業のことです。

隙間時間に作業ができ、かつ、特別なスキルや経験が不要であるため、主婦や学生の小遣い稼ぎや副業に人気が高い仕事です。

また、データ入力の仕事は受注から業務までをスマホ1台ですることもできるので、作業スペースがない方にもおすすめです。

とはいえ、パソコンで入力を行う方が効率的でしょう。

データ入力の仕事内容

データ入力の仕事は、単純な転記作業から、インターネットで情報収集が必要なものなど、案件によって内容はさまざまです。

具体的には以下のような業務内容があります。

  • 名刺や領収書の内容を確認するデータ入力
  • 売上データや在庫数を確認するデータ入力
  • Web上の情報収集をして結果をまとめるデータ入力

在庫数や売上金額などのデータを入力する場合、早さと正確さが重要です。

名刺などの入力に比べると難易度が高いといえるでしょう。

また、紙やPDFに記載された情報を入力していく仕事の他に、音声データの音声を文字にする「テープ起こし」という業務もあります。

テープ起こしは、講演やセミナー、インタビューなどの音源を聴き、誰が話しているのかを明確にしながら、発言内容を分かりやすくまとめる業務です。

会話の中で出てくる「えっと」などの不要箇所や繰り返し部分を取り除き、読みやすい文章を作成する必要があります。

データ入力の収入の相場

データ入力の収入単価の相場は1,000円〜1,500円ほどです。

得意不得意や経験によって単価が上下するので、収入の変動があります。

データ入力の稼ぎ方は次の3つです。

時給型

時給何円という形で、時間に応じた報酬が支払われます。

時給の高い案件は、入力データが複雑である場合や、専門性が求められる場合があります。

成果報酬型

1件何円という形で、成果に応じた報酬が支払われます。

作業をこなした分だけ稼ぐことができるので、モチベーション高く業務に取りかかれるでしょう。

プロジェクト型

1つの案件が完了すると、まとめて支払われる報酬の形態です。

通常の報酬金額は約数千円〜数万円です。

しかし、効率よく作業をしなければ、時給換算をするとあまり稼げていない場合があるので注意しましょう。

データ入力の仕事の探し方


データ入力の案件を獲得する方法を詳しく紹介します。

クラウドソーシング

クラウドソーシングサイトを使用すると、データ入力の仕事も簡単に見つけることができます。

サイトに登録し、プロフィールを設定することで、仕事に応募できるようになります。

クラウドソーシングサイトには多数の仕事があるので、自分のスキルや経験を活かせる案件選びができるでしょう。

クラウドソーシングでおすすめのサイトは、次の3つです。

募集されている仕事内容を確認し、自分に合ったサービスを選ぶようにしましょう。

求人サイト

アルバイトなどの求人サイトでも、データ入力の仕事を探すことができます。

派遣の仕事などが比較的多いので、副業にしやすい単発の案件については、なかなか見つからない可能性もあります。

また、仕事を受ける前に面接などがあるケースもあります。

データ入力で月3万円稼ぐコツ


データ入力で月3万円稼ぐコツは以下の3つです。

目標を決める

データ入力で稼ぐコツの1つ目は、明確な目標を決めることです。

目標を明確にすることで、モチベーション高く、継続して取り組むことができるでしょう。

自分の作業スピードを把握する

データ入力で稼ぐコツの2つ目は、自分の1時間あたりの作業スピードを把握することです。

作業ペースを把握することで、余裕のあるスケジュールを立てることができ、どれほど作業を行えば目標に達成できるかを把握することができます。

自分の中でルールを決める

データ入力で稼ぐコツの3つ目は、自分のルールを定めて行うことです。

データ入力を副業として行う中で、最も難しいのが習慣化です。

データ入力が自分の習慣になるように、「毎日1時間は活動する」などルールを定めておくことがおすすめです。

データ入力で確定申告が必要になるタイミング


2カ所以上の場所から給与を得ている場合や、副業などの所得で20万円を超える場合は、所轄の税務署へ確定申告書の提出が必要です。

確定申告は、申告書の郵送や、e-TAXを通じてオンラインで申告することもできます。

(参考:国税庁|確定申告が必要な方

データ入力で確定申告が必要なら個人事業主になろう


データ入力で確定申告が必要になった場合、青色申告特別控除を利用するのがおすすめです。

確定申告には青色申告と白色申告の2種類があり、青色申告の方が様々な節税が可能です。

個人事業主として、開業届と青色申告承認申請書の提出を行えば、青色申告特別控除で最大65万円の控除が受けられます。

確定申告で計算をして納める所得税の、金額を抑えることができます。

(参考;国税庁|青色申告特別控除

データ入力で個人事業主として青色申告する手順

個人事業主として、青色申告の手続きは次のように行います。

青色申告決算書を作成する

青色申告決算書は4枚構成です。

1枚目が年間の収入や経費を記載する「損益計算書」、2・3枚目が「損益計算書の内訳」、4枚目が資産や負債の状況を記載する「賃借対照費表」になります。

下記URLのリンク先で、青色申告決算書を確認できます。

国税庁|所得税青色申告決算書(一般用)

確定申告書を作成する

確定申告書には、AとBの2種類があります。

確定申告書Aは、会社員やパートの方が使用する書類で、2023年に廃止されます。

個人事業主やフリーランスで働いている方は、確定申告書Bを使用します。

確定申告書は、国税庁のHPからダウンロードできます。

国税庁|確定申告書等作成コーナー

税務署に提出する

確定申告書は、期限内に所轄の税務署に必要書類を提出する必要があります。

原則、翌年の2月16日〜3月15日までが、確定申告書の提出期限です。

期限内に、必要書類を提出できなかった場合や申告をしなかった場合は、延滞税や特別控除が受けられなくなるペナルティがあるので、注意が必要です。

まとめ

  • データ入力の仕事は、主婦や学生の小遣い稼ぎに人気が高い
  • データ入力の仕事内容は、名刺や売上データの入力、文字起こしなどがある
  • データ入力の収入相場は、1,000円〜1,500円
  • クラウドソーシングサイトのおすすめは、ランサーズ、クラウドワークス、ママワークス
  • データ入力の仕事で確定申告する際は、青色申告がおすすめ

今回は、「データ入力で稼ぐコツやメリット」について解説してきました。

上記のポイントを押さえることで、データ入力についての理解が深まるでしょう。

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