個人事業主におすすめのカーリース5選!メリットや選び方を解説

コラム

個人事業主が事業用車を購入する場合、まとまった出費となります。

また、購入費用を経費として一括計上できないなど、税務上の負担も生じます。

一方で、カーリースを利用すれば管理が楽になるうえ、節税効果も期待できます。

このように、個人事業主のカーリース利用には多くのメリットがありますが、選び方や審査について知っておいたほうがよいこともあります。

今回の記事では、個人事業主におすすめのカーリース業者や、個人事業主がカーリースを利用するメリットなどを詳しく解説します。

  • 個人事業主がカーリースを利用するメリットを知りたい
  • 個人事業主に合ったカーリースを教えてほしい
  • 個人事業主でも審査を通過してカーリースを利用できるのか知りたい

上記に興味がある人は、ぜひ最後まで読んでください。

  1. 個人事業主におすすめのカーリース5選
    1. MOTAカーリース
      1. リース契約終了後に、車がもらえる
      2. 国産車全メーカー対応
      3. 車を返却するときの原状回復費用不要
      4. 走行距離制限なし
      5. 車検やオイル交換は無料
    2. KINTO
      1. トヨタとレクサスに特化している
      2. 月額料金に保険料が含まれている
      3. 車検などのメンテナンスが、トヨタの正規販売店で受けられる
      4. 中途解約の条件が明瞭になっている
      5. 契約期間中も乗り換えができる
    3. 定額カルモくん
      1. 契約期間を1〜11年の間で選べる
      2. 実店舗を持たずインターネット申し込みで完結する
      3. 頭金・ボーナス払いなしで月々1万円台から利用できる
      4. 契約期間を7年以上にすると、特典がある
      5. 業界最大級の取扱台数を誇る
      6. メンテナンスは毎月定額で安心できる
    4. ニコノリ
      1. 納車が早い
      2. 審査に通りやすい
      3. 国産車全メーカーに対応している
      4. 契約期間中、ガソリン価格が1リットルあたり、5円値引き
      5. 全車車検・オイル交換付き
    5. カーコンカーリース
      1. 法人・個人事業主向けサービス「カーコンビジネスカーリース」がある
      2. リース契約終了の2年前から変更・解約ができる
      3. リース契約終了後に車がもらえる
      4. 納車が早い
      5. Web申し込み限定の特選車がある
  2. カーリースとは
    1. カーリースの仕組み
    2. カーリースとカーローンの違い
    3. 新車リースと中古車リースの違い
      1. 新車リース
      2. 中古車リース
  3. 個人事業主がカーリースを利用するメリット
    1. 初期費用がかからない
    2. リース料を経費計上できる
    3. メンテナンス費用が料金に含まれている
    4. 手続きの手間を省ける
    5. 自家用車のナンバーを使える
  4. 個人事業主がカーリースを利用するデメリット
    1. 利用方法に制約がある
    2. 追加費用が必要な場合がある
    3. 中途解約すると違約金がかかる
    4. 利用するためには審査が必要
  5. 個人事業主はカーリースと残価設定ローンどちらがおすすめ?
    1. 残価設定ローンとは
    2. 残価の清算方法
      1. 返却する
      2. 乗り換える
      3. 買い取る
    3. 残価設定ローンのメリット
      1. 毎月の返済額を抑えられる
      2. 残価が変動しない
    4. 残価設定ローンのデメリット
      1. 返却時の車の状態によっては、追加の支払いが生じる
      2. 利息が高くなる
    5. カーリースと残価設定ローンの違い
    6. 結論:カーリースと残価設定ローンどちらがおすすめ?
  6. 個人事業主がカーリースを選ぶ際のポイント
    1. 月額料金
    2. メンテナンスサービスの充実度
    3. 取り扱い車種
    4. サポート体制
    5. 事業内容にあったプランの有無
    6. 運営会社の信用度
  7. 個人事業主がカーリースの審査でチェックされるポイント
    1. 年収
    2. 事業の継続年数
    3. 事業の内容
    4. 借入状況
    5. 信用情報
  8. 個人事業主がカーリースの審査を通過するためのコツ
    1. 安めのプランを選ぶ
    2. 過度な節税対策をしない
    3. 頭金のあるサービスを選ぶ
    4. 連帯保証人を立てる
  9. まとめ
  10. 個人事業主のカーリースに関するよくある質問
    1. カーリースの料金の勘定項目は?
    2. リース車を傷つけたらどうなる?
    3. 傷ついたリース車を勝手に修理したらどうなる?
    4. もらい事故でリース車が全損したらどうなる?
    5. リース車は固定資産になる?
    6. リース車の車検費用は誰が払う?
    7. 審査なしで利用できるカーリースはある?

個人事業主におすすめのカーリース5選


個人事業主におすすめのカーリースは、以下の5社です。

各カーリースの特徴・メリットを、解説します。

MOTAカーリース

「MOTAカーリース」は、1999年6月に設立された「株式会社MOTA(モータ)」が運営するカーリースです。

最後に車がもらえることが特徴で、購入した場合と同じように車を利用できます。

「MOTAカーリース」の特徴・メリットを下記で解説します。

リース契約終了後に、車がもらえる

一般的なカーリースでは、リース契約終了に車をもらう場合、別途オプション料金を払うなどの条件があります。

しかし、「MOTAカーリース」ではオプションに加入しなくても、リース期間終了後に車がもらえます

下記は、リース契約終了後に車をもらえる他社との比較です。

カーリース もらえるリース契約期間 オプション料金
MOTAカーリース 7年以上 なし
ニコノリ 9年 なし
定額カルモくん 7年以上 月額500円

「MOTAカーリース」は「ニコノリ」や「定額カルモくん」と比べれば、車がもらえる条件が優遇されていることがわかります。

国産車全メーカー対応

「MOTAカーリース」では、レクサスを除く国産メーカーのすべてのグレード・カラーを選べます。

車を返却するときの原状回復費用不要

一般的なカーリースでは、車を返却するときに破損や故障があると、原状回復のための修理費用が請求されます。

しかし、「MOTAカーリース」はリース契約終了後に車をもらえるので、修理費用は不要です。

走行距離制限なし

「MOTAカーリース」は車の返却を前提としていないため、走行距離の上限が設定されていません。

したがって、購入した場合と同様、走行距離を気にせず車を利用できます。

車検やオイル交換は無料

「MOTAカーリース」では、車検やオイル交換が無料です。

月々の利用料に含まれているため、別途支払う必要がありません。

KINTO

「KINTO」とは、トヨタとレクサスの新車を毎月定額で利用できる、2019年から開始されたサブスクリプションサービスです。

自動車保険、税金、メンテナンス料など、車にかかる費用がすべて、月額料金に含まれています

トヨタグループが運営しているので、安定性・信頼性も十分です。

「KINTO」の特徴・メリットを下記で解説します。

トヨタとレクサスに特化している

一般的なカーリースでは、国内で販売されているさまざまなメーカーの車種を選べます。

「KINTO」はトヨタとレクサスに特化しており、他の車種は選べません。

月額料金に保険料が含まれている

一般的なカーリースでは、月額料金に任意保険料は含まれていません。

任意保険に加入する場合は、月額料金と別に保険料の支払いが必要です。

運転手が若いほど事故発生のリスクが高まることから、若い人ほど保険料は高くなる傾向があります。

しかしながら、「KINTO」の月額料金には、年齢・等級に影響しない任意保険が含まれています。

保険料が高くなる傾向がある若い人や、保険の等級が低い人には、大きなメリットとなります。

車検などのメンテナンスが、トヨタの正規販売店で受けられる

車検や定期点検が、トヨタの正規販売店で受けられます。また、故障修理や消耗品交換も月額料金に含まれています。

メンテナンス費用を気にせず、一定の料金で安心して利用することができます。

中途解約の条件が明瞭になっている

「KINTO」は2種類の契約プランがあります。

  • 解約金フリープラン:いつでも中途解約金不要
  • 初期費用フリープラン:6ヵ月単位で契約を更新する仕組み

原則として、カーリースは中途解約ができません。中途解約金不要でいつでも解約できる「KINTO」のサービスは、他のカーリースとは全く違う特徴をもっています。

契約期間中も乗り換えができる

契約期間中に、車の使用用途が変わることも考えられます。

「KINTO」では、初期費用フリープランの「のりかえGo」を使えば、契約期間中でも割安な手数料で新しい車に乗り換えができます。

定額カルモくん

「定額カルモくん」は、「ナイル株式会社」がオリックス自動車と連携して運営する、2018年から開始のカーリースです。

カーリース業界では初めて11年契約を実施し、定額の月額料金をリーズナブルに提供しています。

「定額カルモくん」の特徴・メリットを下記で解説します。

契約期間を1〜11年の間で選べる

一般的なカーリースの契約期間は3〜9年の間で設定されていますが、「定額カルモくん」では、契約期間を1年単位で、1~11年の間から選択できます。

11年契約が可能なのは、日本では「定額カルモくん」が初めてです。

カーリースは、契約期間が長いほど月額料金が安くなります。

長期の契約が目的であれば、「定額カルモくん」を利用することで、月額料金が安くなる可能性が高くなります。

実店舗を持たずインターネット申し込みで完結する

「定額カルモくん」は、24時間いつでもインターネット申し込み可能です。

料金見積りや審査まで、すべてインターネットで完結します。

審査後も来店不要で、専任の担当者が電話やメールでサポートしてくれます。

また、実店舗を持たないことで運用コストを抑えているため、最大49,500円割引になるネット割を実施しています。

頭金・ボーナス払いなしで月々1万円台から利用できる

「定額カルモくん」は、初期費用がかかりません。

頭金・ボーナス払いなしでも、月々1万円台から利用できます。

一般的なカーリースでは、頭金・ボーナス払いなしの場合は月額費用が高くなる傾向があります。

頭金・ボーナス払いなしで月々1万円台から利用できるのは、かなりお得です。

契約期間を7年以上にすると、特典がある

「定額カルモくん」では、契約期間を7年以上にすれば、以下の二つの特典を得られます。

  • 走行距離無制限
  • 車をもらえるオプションに加入可能

一般的なカーリースでは、走行距離制限が設定されています。

「定額カルモくん」でも通常は「月1,500キロメートル」の走行距離制限が設定されていますが、契約期間を7年以上にすれば走行距離制限が無制限になります。

また、契約期間を7年以上にすれば、毎月500円で「もらえるオプション」に加入可能です。もらえるオプションに加入すれば、リース期間終了後に車をもらえます。

業界最大級の取扱台数を誇る

「定額カルモくん」では、国産メーカー全車種をメーカー保証付きで用意しています。

また、中古車の取扱いもあり、「定額カルモくん」の中古車リースは業界最大級の掲載台数となっています。

メンテナンスは毎月定額で安心できる

「定額カルモくん」では、月額定額制の三つのメンテナンスプランを用意してます。

全国30,000店舗以上の指定事業者に対応しているので、近所の整備工場でメンテナンスや車検を受けることも可能です。

ニコノリ

「ニコノリ」は「株式会社MIC(ミック)」が運営するカーリースです。

新車のリース料が毎月5,500円からとなり、また、最短2週間で納車されます。

新車だけでなく中古車も取り扱っており、月額料金の安さが特徴の一つです。

さらに、最短1ヵ月から利用できる短期カーリースのサービスもあります。

「ニコノリ」の特徴・メリットを下記で解説します。

納車が早い

一般的なカーリースでは、納車まで1〜3ヵ月かかると言われています。

しかし、「ニコノリ」は全国約150ヵ所のディーラーやメーカーと取引があり、数多くの販売実績もあるため、優先的に車を提供されます。

このため、最短2週間で納車が可能です。

審査に通りやすい

カーリースを利用するには、信販会社の審査が必要です。

一般的なカーリースは、一つの信販会社のみと提携しているので、審査を通過できない可能性があります。

しかし、「ニコノリ」は複数の信販会社と提携しているので、審査を通過できる可能性が高くなります。

国産車全メーカーに対応している

「ニコノリ」では、国産メーカーのすべてのグレード・カラー、オプションなどを自由自在に選べます。

どの車にしようか迷ってしまうときは担当者に相談すれば、最適な車選びのアドバイスをもらえます。

契約期間中、ガソリン価格が1リットルあたり、5円値引き

店舗がガソリンスタンドの場合、リース契約期間中はガソリン価格が安くなります。

店頭価格より1リットルあたり、5円値引きされます。

全車車検・オイル交換付き

「ニコノリ」は、リース契約期間中の車検・税金・オイル交換が、月額料金に含まれています。

また、さらにメンテナンスの内容が充実したメンテナンスパックを選ぶことも可能です。

カーコンカーリース

「カーコンカーリース」は「カーコンビニ倶楽部株式会社」が運営する2017年から開始のカーリースです。

リース契約時のまとまった費用を抑えたい人におすすめで、頭金などの初期費用が月額料金に含まれています。

「カーコンカーリース」の特徴・メリットを下記で解説します。

法人・個人事業主向けサービス「カーコンビジネスカーリース」がある

「カーコンカーリース」では、法人・個人事業主向けの専用サービス「カーコンビジネスカーリース」があります。

特徴は下記のとおりです。

  • 資金調達不要(頭金0円)
  • 国産全メーカーから、簡単手軽に社用車を調達可能
  • 予算・ニーズに合わせて自由にプラン設計可能
  • 維持費などは一定額で経費計上

リース契約終了の2年前から変更・解約ができる

一般的なカーリースは、原則としてリース契約終了まで中途解約できません。

しかし、「カーコンカーリース」は、契約終了2年前から変更・解約が可能です。

例えば、7年リース契約であれば、5年目から変更・解約ができます。

契約期間途中に事業内容が変わったり、解約しないといけない事情が発生した場合に便利です。

リース契約終了後に車がもらえる

「カーコンカーリース」は、リース契約終了後に車をもらえます。

したがって、原状回復のための修理費用が請求されることもありません。

納車が早い

「カーコンカーリース」は即納車があり、最短14日で納車されます。

少しでも早く車を利用したい人におすすめです。

Web申し込み限定の特選車がある

「カーコンカーリース」では、Web申し込み限定の特選車があります。

特選車の内容は、下記のとおりです。

  • カーアクセサリーセット付き(カーナビ・バックアイカメラ・ETC・フロアマット・ドアバイザー)
  • メンテナンスパック付き(車検:2回/12ヵ月法令点検:4回/エンジンオイル交換:13回/オイルエレメント交換:6回/ブレーキオイル交換:2回/イパーゴム交換:6回)
  • 希望ナンバー無料プレゼント
  • ドライブレコーダー無料プレゼント

カーリースとは


カーリースとは、リース会社が購入した車を一定期間(多くの場合が年単位)貸し出すサービスのことです。

リース会社に毎月定額を支払うことで、車を利用できます。

頭金0円で契約できるカーリース会社もあり、まとまった費用を準備できない人でも利用できるのがメリットです。

また、リース契約期間中にかかる税金(自動車税など)や諸費用は、月額料金に含まれています。

以下では、カーリースについてさらに詳しく解説していきます。

カーリースの仕組み

カーリースでは原則として、契約終了後の返却が前提となっています。

車の所有者はリース会社、車の契約者が車を利用する人です。

車種やボディーカラーは、リース会社が所有している車から選べます。

購入したときと同じように使えて、オプションを自由につけられるリース会社もあります。

そして、カーリースの利用料金には、車の価格のほかに、税金や保険料などの諸費用が含まれています。

このように、カーリースでは契約時にまとまった出費をする必要がなく、乗り始めから契約終了まで毎月定額の料金を支払うだけで、車を利用できます。

また、カーリースでは契約期間をもとに算出したリース契約終了時の残価(想定される市場価値)を、車の本体価格から差し引いて、利用料金を設定しています。

そのため、車を購入した場合に比べて、カーリースでは車の本体価格が安くなります。

この仕組みは「残価設定」と言われています。支払う車の本体価格は、契約年数に応じた部分だけなので、購入する場合よりも安くなるのが特徴です。

カーリースとカーローンの違い

カーローンとは、金融機関や信販会社などからお金を借りて車を購入し、その後は利息とともに元金を毎月返済する仕組みです。

カーリースは、車の名義がリース会社にあり、車をリース会社から借りて利用します。

一方で、カーローンを利用した場合、車の名義は購入者なので、好きなように自分の車を利用できます。

支払いや車の乗り方について、一般的なカーリースとカーローンの違いを五つまとめました。

カーリース カーローン
初期費用 不要、月額料金に含まれる 必要、おもな内訳は以下のとおり

  • 自動車税(種別割)
  • 軽自動車税(種別割)
  • 環境性能割
  • 自動車重量税
  • 自賠責保険料
  • 印紙代
  • 登録代行費用
  • 車庫証明代行手数料
  • ナンバープレート取得費用
  • 納車費用
  • リサイクル料金
維持費(税金、車検、メンテナンス費用など) 月額料金に含まれる 自己負担
走行距離制限 基本的にある 基本的にない
契約終了時の選択肢 返却・乗り換え・もらう そのまま乗り続けられる
乗り換える場合 車を返却するだけ、売却・廃車手続きは不要 売却・廃車手続きが必要

新車リースと中古車リースの違い

一般的にカーリースは、利用できる車が「新車」だとイメージしている人が多いと言われています。

しかし、最近では「中古車」をリースする会社も増えてきています。

基本的にカーリースの仕組みは一緒ですが、新車と中古車で、いくつか違いがあるので解説します。

新車リース

新車リースは、おもに最新の車種から自由に選んで利用します。

国産すべてのメーカーの車種を取り扱っているリース会社もあるため、選択肢は豊富です。

また、新車であればメーカー保証がついているので、車のトラブルが起きた場合の不安は軽減されます。

ただし、中古車と比べると納車に時間がかかるというデメリットがあります。

人気メーカーや車種によっては、半年程度時間がかかる場合があります。

中古車リース

中古車リースは、すでに出回っている車を利用します。

最新の車種は選べませんが、すでに生産終了した車を選べる楽しみがあります。

また、新車と比べれば納車が早いため、すぐに車を利用したい人におすすめです。

そして、車の本体価格が新車より安いため、費用総額を抑えられます。

ただし、中古車には、メーカー保証がついているとは限りません。

また、新車よりも故障リスクが高いため、万が一の場合に備えて保証が充実しているリース会社を選ぶことが重要です。

個人事業主がカーリースを利用するメリット


個人事業主が車を使うのであれば、カーリースがおすすめだと言われています。

その理由はなにか、個人事業主がカーリースを利用するメリットを解説します。

初期費用がかからない

一般的なカーリースは、頭金が0円となっています。

まとまった初期費用を用意する必要がないため、事業を始めたばかりで資金が少ない人でも気軽に利用できます。

2ヵ月目以降も月額料金は定額のため、資金の計画も立てやすいでしょう。

リース料を経費計上できる

車を一括購入した場合、カーローンで購入した場合、カーリースで購入した場合では、経費処理が異なります。

一括購入 車の耐用年数に応じて、減価償却をおこなう
カーローン 車の耐用年数に応じて、減価償却をおこない、かつ利息を経費計上できる
カーリース 月額料金をそのまま経費計上できる

カーリースは減価償却する必要がなく、月額料金をそのまま経費計上できます。

経費処理の手間が少なく、その年の支出額を全額経費にすることができるため、計画的に節税をしたい個人事業主には大きなメリットです。

ただし、商用車をプライベートでも使用している場合、家事按分したうえで商用分を経費計上する必要があります。

例えば、「仕事7:プライベート3」のように割合を決めて、事業で使った分のみ経費計上できます。

メンテナンス費用が料金に含まれている

一般的なカーリースでは、車検やメンテナンス費用を月額料金に含められるプランを選べます。

維持費の大半を経費にできることで、車の費用にかかる事務処理を減らせます。

また、定期的なメンテナンスを受けられることは、車をよい状態に保てることになります。

手続きの手間を省ける

個人事業主は、事業に専念するために事務処理にかける手間をなるべく減らしたいと考える傾向があります。

車を購入した場合は、税金やメンテナンス費用など、項目ごとに経費を計上する必要があるため、事務処理が煩雑となります。

一方で、カーリースの場合は、車検やメンテナンス費用などの諸費用を月額料金に含められるプランに加入していれば、リース料として毎月一括処理が可能です。

自家用車のナンバーを使える

車を使いたいとき、カーシェアリングやレンタカーの利用を検討する人もいるでしょう。

ただし、カーシェアリングやレンタカーの場合、車のナンバーは貸渡用車両の「わ」や「れ」ナンバーとなります。

借りた車であることが顧客や取引先にもすぐにわかるので、社会的信用が自家用車よりも低くなってしまいます。

一方で、カーリースで使われるのは一般の自家用車ナンバーです。

希望のナンバーを選べたり、カーシェアリングやレンタカーに比べて自由度が高くなっています。

また、見た目ではリース車だとわからないため、商用車としても安心して使いやすいでしょう。

個人事業主がカーリースを利用するデメリット


個人事業主がカーリースを利用するメリットは多くありますが、利用する前に知っておいた方がよいデメリットもあります。

知らないで利用すると、後悔してしまうかもしれません。

以下では、個人事業主がカーリースを利用するデメリットを解説します。

利用方法に制約がある

一般的にカーリースは、車の返却を前提としているサービスです。

そのため、下記のような、利用方法の制約がある場合が多くなっています。

  • 月間・年間の走行距離制限
  • 車のカスタマイズ禁止

通常の範囲内で利用していれば大きな問題となりませんが、事業で頻繁に車を使う人や遠方に車で行く機会が多い人は、契約前に車の利用方法に関する規約を確認しておきましょう。

追加費用が必要な場合がある

カーリースの契約方式によっては、契約終了時に追加費用が発生する可能性があります。

おもなケースは、下記のような場合です。

  • 走行距離の上限を超えてしまった
  • カスタマイズ禁止なのに、カスタマイズした状態で返却した
  • 車の一部を破損した状態で返却した

契約範囲内の走行距離を守り、できる限り現状維持しながら車を利用していれば、追加費用の発生を抑えられます。

また、カーリース会社のなかには、走行距離無制限であったり、リース契約終了後に車をもらえるため原状回復は不要というところもあります。

中途解約すると違約金がかかる

カーリースは、原則として中途解約できません。

理由は、月額料金の算出方法にあります。

カーリースの月額料金は、車の本体価格からリース契約期間終了後の車の価値を示す「残存価格」分を差し引き、契約期間中の車の利用にかかる料金の総額を契約月数で割って算出しています。

中途解約をするということは、残りのリース契約期間分の料金がリース会社に支払われないということなので、原則として中途解約はできません。

どうしても解約が必要であれば、違約金を支払わなければならないことがほとんどです。

中途解約を避けるために、入念な事業計画を立ててからカーリース契約をするようにしましょう。

利用するためには審査が必要

カーリースを利用するためには、審査を通過しなければなりません。

  • 年収
  • 事業の継続年数
  • 事業の内容
  • 借入状況
  • 信用情報

以上のような項目をみて、安定して毎月定額のリース料を支払い続けられるか、審査を受けることになります。

個人事業主はカーリースと残価設定ローンどちらがおすすめ?


カーリースと残価設定ローンは、両者とも本来の車の本体価格より安い金額を分割で支払う仕組みです。

似ているようにみえますが、カーリースと残価設定ローンには違いがあります。

個人事業主にはカーリースと残価設定ローンのどちらがおすすめか、以下で詳しく解説します。

残価設定ローンとは

残価とは、ローン契約終了時の車の想定下取り価格です。

そして、残価設定ローンとは、契約時に設定した「残価」をローン最終回の返済に据え置いて、残価を除いた残りの車の代金を、契約月数で分割して返済するローンのことです。

残価の清算方法

最終回の返済まで据え置いた残価の清算をおこなうときは、おもに下記の三つの方法から選ぶことになります。詳しく解説します。

返却する

契約終了時に車を返却すれば、基本的に残価を支払う必要はありません。

ただし、残価が保証されるのは、走行距離制限を守っていたり車に損傷がない場合など、一定の条件を満たしたときです。

そのため、残価設定ローン期間中の車の取扱いには注意しましょう。

乗り換える

車を返却して、新しい車に乗り換えることも可能です。

ただし、乗り換えられる車は同じメーカーから選ぶことになります。

買い取る

車に乗り続けたい場合は、残価を支払って買い取りをすることができます。

一括で残価を支払えない場合は、新たにローンを組み直して分割で支払っていくことも可能です。

残価設定ローンのメリット

残価設定ローンのおもなメリットは、下記のとおりです。

毎月の返済額を抑えられる

残価設定ローンでは、残価を最終回に据え置いて、残りの金額だけを分割します。

そのため、通常のカーローンよりも毎月の返済額を少なく抑えられます。

残価が変動しない

残価設定ローンで設定した残価は、基本的に契約期間終了まで変動しません

残価設定ローンのデメリット

残価設定ローンのおもなデメリットは、下記のとおりです。

返却時の車の状態によっては、追加の支払いが生じる

傷やへこみがある場合など、返却時の車の状態によっては、契約時に据え置いた残価と実際の下取り価格に差が生じて、追加の支払いが必要になります。

請求される費用
走行距離 1kmあたり5〜20円
傷や凹み 1箇所辺り数千円〜数万円
内装の汚れ 1箇所辺り数千円〜数万円
改造など 直すためにかかる費用

※表:【営業マン執筆】残クレはやばい!?後悔しても遅い7つのデメリットを徹底解説!より

利息が高くなる

残価設定ローンは月々の返済額を抑えられる反面で、残価を据え置くことで元金の減るスピードが遅くなります。

そのため、最終的に負担する利息が高くなる可能性があります。

カーリースと残価設定ローンの違い

カーリースと残価設定ローンのおもな違いは、下記の四つです。

  • 利息がついているか
  • 月額料金に含まれているもの
  • 料金の支払い方法
  • 車の所有者

下の表に、違いをまとめています。

カーリース 残価設定ローン
利息がついているか 借入れではないので、利息はかからない 金融機関からお金を借りているので、利息を上乗せして返済する
月額料金に含まれているもの 車の本体価格に加えて、税金や保険料などの維持費 車の本体価格のみで、税金や保険料などの維持費は自己負担
料金の支払い方法 毎月定額の料金を支払う 毎月の支払額は少ない半面、税金や車検の度にまとまった出費がある
車の所有者 リース会社 購入者

結論:カーリースと残価設定ローンどちらがおすすめ?

個人事業主は、残価設定ローンよりカーリースを選ぶことをおすすめします。

残価設定ローンには初期費用が必要で、事業開始当初にまとまったお金を用意できない場合には利用できません。

また、経費にできるものは利息のみで、税金や車検費用などは自己負担で発生した都度、計上する必要があり、事務処理が煩雑となります。

一方、カーリースは初期費用がかからないため、はじめにまとまったお金を用意できなくても利用できます。

また、税金や車検費用などの諸費用が含まれた月額料金をそのまま経費として計上すればよいため、経費処理の手間も最小限ですみます。

予算を抑えて車を利用し、少しでも経費処理などの手続きの手間を減らしたいと考えているのであれば、カーリースを選ぶことをおすすめします。

個人事業主がカーリースを選ぶ際のポイント


個人事業主がカーリースを選ぶのであれば、どのような点に注目すればよいのでしょうか。以下で詳しく解説します。

月額料金

カーリース会社によって、同じ車種でも月額料金が異なります。

そのため、月額料金に含まれているのはどの費用なのか、確認しましょう。

そして、複数のカーリース会社の比較検討をおすすめします。

個人事業主の場合は収入が不安定になることもあるので、無理のない、余裕をもった料金プランを選びましょう。

メンテナンスサービスの充実度

個人事業主が事業用として使う車は、自家用車以上にメンテナンスに気を配る必要があります。

そのため、メンテナンスが充実しているカーリース会社を選ぶことをおすすめします。

具体的には、下記の点に注目しましょう。

  • 月額料金に含まれているメンテナンスのサービス範囲が広い
  • 指定の整備工場数が多い

取り扱い車種

個人事業主は自身の事業に最適な車種が選べるように、取り扱い車種が多いカーリース会社を選ぶようにしましょう。

  • 荷物の運搬が多い:バン、トラックなど
  • 営業で移動距離が長い、使用頻度が多い:コンパクトカー、軽自動車など

国産車全メーカーが対象になっているカーリースであれば安心です。

車にロゴを装飾するなどのカスタマイズが可能かどうかも、確認しておくとよいでしょう。

サポート体制

事業で車を使うなら、できる限り事業内容に合ったプランを選びたいところです。

契約内容などがわかりにくい場合には、気軽に何でも問い合わせが可能なカーリース会社だと安心です。

カーリース会社のサポート体制は、トラブルが発生した時にも重要です。

事業に集中するためにも、サポート体制が万全なカーリース会社を選びましょう。

事業内容にあったプランの有無

個人事業主がカーリース会社を選ぶときは、事業内容にあったプランがあるか確認しましょう。

具体的には、下記の内容です。

  • 個人向けカーリースと法人向けカーリースの両方の取り扱いがあるか
  • 契約年数が事業計画に合うかどうか
  • 走行距離制限があるか
  • さまざまなメンテナンス費用が月額料金に含まれているか

運営会社の信用度

個人事業主がカーリース会社を選ぶときは、運営会社の経営基盤が安定しているかどうか確認しましょう。

万が一、契約したカーリース会社が倒産してしまうと、車が使えなくなることも考えられます。

安心して車を利用するためにも、上場しているような大手企業が運営しているカーリース会社を選びましょう。

個人事業主がカーリースの審査でチェックされるポイント


個人事業主がカーリースを利用するときには、どのような点が審査対象となるのでしょうか。

個人事業主がカーリースの審査でチェックされるポイントを解説します。

年収

カーリースの審査では、年収をチェックされます。

事業の収益性や安定性など、経営状況が安定していれば、料金の支払いが滞ることなくおこなわれると判断されやすいでしょう。

一般的には、年収が200万円未満の人はリース料金の支払い能力が低いと判断されてしまうため、審査に通りやすい年収は200万円以上と言われています。

また、収入の安定性を判断するために、過去3年分の年収をチェックされる場合があります。

事業の継続年数

事業の継続年数が長いと、その事業は安定しておこなわれていると判断されます。

一般的には、3年以上継続していることが望ましいと言われています。

ただし、事業年数が短くても、ほかの審査項目で事業の安定性を示せれば審査に通過する可能性があるでしょう。

事業の内容

カーリースの審査では、事業内容も審査対象です。

事業に車が本当に必要なのか、事業内容が安定しているかどうかなどを確認されます。

水商売やパチンコ店などの娯楽産業は、審査のときに不利になる傾向があります。

借入状況

カーリースの審査では、支払い能力を判断するために借入状況もチェックされます。

事業の規模や利益に対して債務残高が多いと審査が不利に働くことがあります。

しかしながら、債務の内容や返済計画など、今後の事業展開や収益性などを丁寧に説明できれば、審査に通過する可能性があります。

信用情報

過去にクレジットカードやローン返済の延滞を繰り返していたり、自己破産などの金融事故がある場合は、審査の通過が難しいと言われています。

信用情報機関のいわゆる「ブラックリスト」に載ってしまっている場合も同様に、審査通過が難しくなるでしょう。

個人事業主がカーリースの審査を通過するためのコツ


個人事業主は、売上が安定しなかったり節税対策などをしていることもあって、審査を通過しにくいと言われています。

しかし、事前に準備と対策をすれば審査通過の可能性も高まるでしょう。

下記では、個人事業主がカーリースの審査を通過するためのコツを解説します。

また、通るために留意したいポイントを解説します。

安めのプランを選ぶ

多くのカーリース会社では、複数のプランが用意されています。

一般的には、月額料金が安いほど審査が有利に働きます。

高くなるほどサービスは充実しますが、審査には通りにくくなると言われています。

メーカーや車種によっても金額が異なるので、できるだけ多くの車種やプランを比較するとよいでしょう。

事業に支障が起きないのであれば、できる限り安めのプランを選ぶことをおすすめします。

過度な節税対策をしない

個人事業主のなかには、できるだけ経費を多く計上するなどして、節税対策に努めている人もいるでしょう。

ただし、過度な節税対策をしてしまうと、所得が低いと見られてしまい、審査の通過が不利になる可能性があります。

したがって、審査を通過したいのであれば、過度な節税対策をしないようにしましょう。

頭金のあるサービスを選ぶ

頭金などの初期費用なしで車を利用できることが、カーリースの特徴の一つです。

ただ、頭金を設定できるプランを用意しているカーリース会社もあります。

頭金を入れると審査対象になる利用金額が下がるので、審査が有利に働く可能性があります。

頭金を支払うことは、カーリースの審査に通過しやすいコツとして覚えておいて損はありません。

連帯保証人を立てる

一般的に、個人事業主は事業や収益の安定性が低いとみなされることが多いと言われています。

事業年数が短いなどの理由で審査に通過できるか不安な場合は、連帯保証人を立てることも一つの手段です。

カーリース会社から連帯保証人を立てることの提案をされた場合は、検討するとよいでしょう。

まとめ

  • 個人事業主におすすめのカーリースは、「MOTAカーリース」「KINTO」「定額カルモくん」「ニコノリ」「カーコンカーリース」の五つ
  • カーリースとは、リース会社が購入した車を一定期間貸し出すサービスのこと
  • 個人事業主がカーリースを利用するメリットは、初期費用がかからないことや自家用車ナンバーが使えること
  • 税金や車検費用、メンテナンス費用などが月額料金に含まれていて、経費として計上できるため事務手続きの手間を省けることも個人事業主がカーリースを利用するメリット
  • 個人事業主がカーリースを利用するデメリットは、利用方法に制約があることや利用には審査があること、原則として中途解約ができないことや、契約終了時に追加費用がかかる可能性があること
  • 個人事業主がカーリースを選ぶポイントは、「月額料金」「メンテナンスサービスの充実度」「取り扱い車種の多さ」「サポート体制」「事業内容にあったプランの有無」「運営会社の信用度」の六つ
  • 個人事業主がカーリースを利用するときの審査の対象は、年収、事業年数や内容のほかに、借入状況や信用情報など
  • 個人事業主がカーリースの審査を通過するためのコツは、「安めのプランを選ぶ」「過度な節税対策をしない」「頭金のあるサービスを選ぶ」「連帯保証人を立てる」の四つ

車の購入には初期費用が必要であったり、維持費がかかったりと、個人事業主には大きな負担です。

しかし、カーリースであれば初期費用は不要で、維持費も毎月の月額料金に含まれています。

毎月の支出管理がしやすくなるだけではなく、経費計上などの手続きも簡素化できるメリットがあります。

一方で、カーリースを利用する前に知っておくべきデメリットもあります。

個人事業主で車を利用したいと考えている人は、今回の記事を参考に、カーリースの大きなメリットを上手く活用することを検討してみてください。

個人事業主のカーリースに関するよくある質問

カーリースの料金の勘定項目は?

カーリースでは、月々の支払額をその都度経費計上します。

税金や保険料、手数料などすべての金額を「リース料」として処理可能です。

また、カーリースの月額料金は、賃貸借取引に準じた計上をする場合、減価償却の必要はありません。

リース車を傷つけたらどうなる?

修理して再び利用できるのであれば、契約は継続されます。

しかし、修理不可能となった場合は廃車となり、契約解除されます。

契約期間中の解除であれば、違約金や残りのリース期間の料金を支払わなければいけません。

リース車を傷つけてしまうような場合に備えて、保険やオプションに加入しておくことをおすすめします。

傷ついたリース車を勝手に修理したらどうなる?

「このくらいの傷ならわざわざ報告しなくても、知り合いに修理してもらおう」などと思って、リース会社に報告せず勝手に修理してしまおうと考える人もいるかもしれません。

このような場合は、まず契約書を確認しましょう。

「報告すれば修理可能」の場合もあれば、「指定の修理工場以外での修理不可能」となっている場合もあり、契約内容によります。

返却時のトラブルを防ぐためにも、まずはリース会社への報告をおすすめします。

もらい事故でリース車が全損したらどうなる?

リース車が全損した場合は、走行不能として強制解約となります。

したがって、残りの契約期間分のリース料と契約時に設定した車の残価や事務手数料などを合計した違約金が発生し、一括で支払わないといけません。

ただし、もらい事故(事故の責任が相手側にのみある事故)で自分に過失がない場合は、相手方に損害賠償請求ができます。

もらい事故は防ぎようがないため、万が一に備えて任意保険に加入しておくことをおすすめします。

リース車は固定資産になる?

カーリースは、利用者ではなくカーリース会社に車の所有権があります。

そのため、固定資産としては取り扱われません

固定資産ではないため、カーリースの月額料金は経費として計上可能です。

ただし所有権が移転する契約であれば、資産計上され、減価償却の対象となります。

リース車の車検費用は誰が払う?

リース車の車検費用を誰が支払うのかは、リース会社のプランによって異なります

月額料金に車検費用が含まれていないプランの場合は、車検を受ける場所探しなどすべて自分でしなければなりません。車検費用も自己負担です。

一方で、月額料金に車検費用が含まれているプランの場合は、車検が近づいたらリース会社から通知が来ます。あとは日時だけ決めるだけでほかにすることはありません。

審査なしで利用できるカーリースはある?

カーリース会社は車を高額で購入し、その車を貸し出して毎月の貸し出し費用で購入代金を回収しています。

そのため、審査なしでカーリースをおこなうことは、料金を支払ってもらえないリスクを背負うことになります。

よって、審査なしで利用できるカーリースはありません

ただし、審査通過率が95%のカーリース会社もあります。ほぼ審査は落ちませんが、頭金が20万円必要なこと、支払いが滞った場合に遠隔操作でエンジンを起動できなくさせることで、リスクヘッジをしています。

個人事業主が事業車を急に使えなくなるのは困るはずなので、審査なし同然のカーリースの利用は控えたほうがよいでしょう。

マイチョイス編集部

マイチョイスは”私らしい選択”をお手伝いするWebメディアです。

マイチョイス編集部をフォローする
会員数37万人突破!
無料会員登録で6つの特典

働き方30秒診断
✓動画コンテンツ見放題
✓融資制度の紹介サービス
役立つ起業ガイドブックプレゼント
相談員による1対1相談会
支援ツールを特別価格で提供

独立・起業を考えていなくても、働き方診断をしてみたいでも登録OK

\LINEアカウントでもOK/
メールアドレスで無料登録
コラム
マイチョイス編集部をフォローする
個人事業主 | MyCHOICE
タイトルとURLをコピーしました