「ブランド品リペア転売を副業にするメリットやデメリットについて知りたい」
「ブランド品リペア転売の副業は違法にならないか?」
「ブランド品リペア転売の副業の稼ぎ方を知りたい」という思いを持つ方は多いでしょう。
今回は、そんな方に向けてブランド品リペア転売の副業について紹介していきます。
この記事を読むと、ブランド品リペア転売を副業として行うことに関する疑問点が解消されるでしょう。
ブランド品リペア転売について
ブランド品リペア転売について以下のことを解説していきます。
ブランド品リペア転売とは
ブランド品リペア転売とは、壊れたり使用されなくなったりしたバッグなどのブランド品を安く仕入れ、リペア(修理)・クリーニングをして綺麗になった状態で、売り直す転売方法です。
たとえば、もともと高価なブランド品でも、汚れや色褪せなどのダメージが大きいものなら1,000円ほどの価格で購入できる物もあります。
このブランド品に修理やリカラー(再染色)を施すことで、仕入れ値の数倍の価格で売れることがあります。
ブランド品転売との違い
リペアをしないブランド品転売とは、新品や中古のブランド品を安く仕入れて、仕入れ値以上の値段で売ることで利益を得る方法です。
一方、ブランド品リペア転売は、壊れたり使われなくなったブランド品の状態を良くしてから利益を得ます。
修理のためのスキルが必要になりますが、仕入れ値が安いので利益率が高くなることが多いです。
また、万が一在庫を抱えた場合も赤字のリスクが少ないことが特徴です。
せどりや海外転売との違い
せどりは、雑貨やアクセサリーなどを安く仕入れて、高く売ることで利益を得ます。
一方、海外転売は、日本で買った商品を海外で高く売ることで利益を得る転売方法です。
これらの転売方法は利益率が低いことが多く、また、市場の値動きに注目する必要があります。
ブランド品リペア転売の違いは、商品の種類や転売方法です。
ブランド品リペア転売では、ブランド品に特化し、リペアやリカラーが必要です。
そのため、手間はかかりますが、利益率の高い商品を転売することができます。
ブランド品リペア転売を副業で始めるメリット
ブランド品リペア転売を副業として始めるメリットは次の2つです。
それぞれ解説していきます。
ライバルが少ない
ブランド品リペア転売のメリット1つ目は、ライバルとなる競合が少ない点です。
なぜなら、リペア転売という副業を知っている人が少なく、また、修理スキルが必要であるからです。
ニーズに対して供給が少ないので、スキルを磨けば副業として成り立つでしょう。
利益率が高い
ブランド品リペア転売のメリット2つ目は、利益率が高いという点です。
リペア転売の場合、状態の悪い物や修理が必要な物を安い価格で仕入れることができます。
それらのブランド品を修理やクリーニングすることで、商品の価値が大幅に上がるでしょう。
他の転売方法と比べても、高い利益率を実現できます。
ブランド品リペア転売を副業で始めるデメリット
ブランド品リペア転売を副業で始めるデメリットは、知識や技術の習得が必要な点です。
リペア転売は、自分のリペア技術がそのまま販売価格や利益率に直結します。
そのため、修理の技術やリペアに関する知識を身につけるための時間と労力がかかります。
また、修理道具の購入やリペア教室に通うための費用が必要になる場合もあるでしょう。
ブランド品リペア転売の副業が違法にならないためのポイント
ブランド品リペア転売を副業として行う際は、違法行為にならないように次の3つのポイントに注意しましょう。
古物商許可証を取得する
ブランド品リペア転売では、古物商許可証が必要です。
古物商とは、商売目的で中古品の売買をするときに必要となる許可証です。
そのため、副業としてブランド品リペア転売を行う際は、事前に許可取得を検討してください。
古物商許可証は最寄りの警察署に申請すれば、1ヶ月程度で交付されます。
参考:警視庁|古物商許可申請
手を加えすぎない
ブランド品リペア転売を副業として行う際は、手を加えすぎないように注意しましょう。
商品に手を加えすぎると、ブランド品のリメイクと判断され、商標権の侵害に当たる場合があります。
元の商品とデザインを大きく変えてしまうような加工は行わないようにしましょう。
リペアやリカラーは、あくまでも「修理」の範囲に留めるように注意が必要です。
偽物のブランド品に注意する
ブランド品リペア転売を副業として行う際は、偽物のブランド品を仕入れないことが大切です。
市場には偽物のブランド品が多く出回っています。
これらの商品を扱うと、著作権や商標権を侵害することになり違法行為となります。
商品を仕入れる際には、正規品であることを確認しましょう。
ブランド品リペア転売の副業で稼ぐ流れ
ブランド品リペア転売を副業として稼ぐステップは以下の3つです。
中古のブランド品を仕入れる
まずは、傷や色あせなどがある修理が必要な中古のブランド品を安く仕入れる必要があります。
仕入れ先には、以下のような場所があります。
- リサイクルショップ
- フリーマーケット
- オークションサイト
- フリマアプリ
商品の状態や価格を比較し、利益が出ると予想される商品を選びましょう。
リペアやリカラーをする
次に、仕入れたブランド品の傷や色あせの補修を行います。
革製品の擦れや傷、軽い色落ちは補修クリームを使用すれば綺麗に補修できる場合が多いです。
全体的に色あせが気になる場合はリカラー(再染色)を行います。
リカラーを行う際は、下準備としてクレンジングや脱脂を丁寧に行うことが重要です。
フリマアプリで転売する
リペアやリカラーが済んだら、フリマアプリにブランド品を出品します。
ブランド品リペア転売には、以下のフリマアプリがおすすめです。
出品時には、「リペア済み商品」の記載を行うことが重要です。
新品に近い状態だったとしても、中古を修復した物であることを記載しておくと、トラブルに巻き込まれる可能性が少なくなるでしょう。
ブランド品リペア転売の副業で稼ぐコツ
ブランド品リペア転売を副業として稼ぐコツは5つです。
以下のポイントを押さえると、初心者でも高収入を得ることができるようになるでしょう。
需要の高い商品を扱う
ブランド品のリペア転売を副業として行う際は、売れやすいブランドやアイテムを把握しておくことが重要です。
なぜなら、需要の高い商品は、高収益を狙うことができるからです。
リペア転売には、次のようなブランド商品の人気が高いです。
- エルメス
- ルイ・ヴィトン
- グッチ
- シャネル
- ディオール
また、以下のようなアイテムは、売れやすく、リペアもしやすいでしょう。
- 財布
- バッグ
- キーケース
- コインケース
バッグ以外の物は商品自体が大きくないので、補修に必要な道具や発送にかかる送料を抑えることができます。
仕入れ先を複数確保する
ブランド品を安く仕入れるために、複数のオークションサイトやフリマアプリ、リサイクルショップを活用することがおすすめです。
競争の少ない場所で商品を探すことが、利益率を上げるコツです。
付属品も合わせて販売する
商品の価値を上げるために、付属していた箱や保証書などを合わせて販売することがおすすめです。
これにより、購入者に安心感を与え、より高い価格で売ることができるでしょう。
魅力的な写真を掲載する
商品をフリマアプリに出品する際は、綺麗で魅力的な写真を掲載することがおすすめです。
明るい照明や、綺麗な壁紙のある場所で撮影することで、購入者の興味を引き、閲覧数が増加します。
リペア講習を受けてスキルを身に付ける
リペアやリカラーの技術を向上させるために、リペア講習を受けることがおすすめです。
ただし、リペア講習には講習の教材の質や費用が様々なので、信頼できる講習を見極める力が必要です。
たとえば、「レザリボン」では、革製品のリペアのスキルが身に付く講習を受けることができます。
まとめ
- ブランド品リペア転売は、技術の習得が必要だが利益率が高い
- ブランド品リペア転売の副業はライバルが少ない
- ブランド品リペア転売を副業で始めるデメリットは、知識や技術の習得が必要な点
- ブランド品リペア転売では、古物商許可証が必要
- ブランド品リペア転売副業で稼ぐには、仕入れ・補修・転売の3ステップが必要
今回は、ブランド品リペア転売の副業について解説してきました。
上記のポイントを押さえれば、ブランド品リペア転売を副業として始める際の疑問点が解消されるでしょう。