副業をきっかけに転職できる?キャリアアップに繋がる副業7選を紹介

副業をきっかけに転職できる?キャリアアップに繋がる副業7選を紹介 コラム

「副業をきっかけに転職できるのか知りたい」「キャリアアップに繋がる副業にはどんな種類があるの?」

このように思われている人も多いのではないでしょうか?

当記事ではこのような疑問を解決していきます!

この記事を読み終える頃には、副業をきっかけに転職できるのかや、キャリアアップに繋がる副業の種類について理解していただけるかと思いますので、ぜひ最後までご覧ください。

それでは解説していきます!

副業をきっかけに転職した20代は7割以上

副業人材マッチングサービス「lotsful(ロッツフル)」の調査によると、副業をきっかけに転職した人は、全体の53.6%であり、副業した人の半数は本業をそのまま続け、半数は転職しているということが分かっています。

また、転職した人を年代別に分けると20台が最も多く、20〜24歳が71.6%であり、25〜29歳が65.2%と、20代が7割以上を占めています。

若手人材の社会人が副業をきっかけに転職する人が多く、年齢が増加するにつれて転職する割合が減少する傾向があるようです。

また、副業をきっかけに転職した人の77.4%が副業先の企業や団体に転職し、22.6%が副業先とは別の企業や団体に転職していることが分かっています。

調査期間:2022年7月26日(火)~7月29日(金)
調査方法:インターネットリサーチ
調査対象:副業経験のある20代~40代の会社員

転職した理由

転職理由は、若手と中堅で異なり、20〜34歳の若手では、副業で培った自分の力を試してみたいという理由が多い傾向にあります。

35〜39歳では、キャリアチェンジやキャリアアップのためが46.8%と最も多いようです。

さらに、40〜44歳では、上記のキャリアチェンジやキャリアアップのためという理由に並び、副業により経験が積めたことで転職への恐怖が弱まったという意見もありました。

他にも、転職先から勧誘されたことをきっかけに転職を決意される方もいるようです。

転職するまでの期間

副業をきっかけに転職する期間は、最も多いのが副業を開始してから3か月〜6か月未満の56.8%。

3か月未満は16.7%、1年以上は10.5%の順番で多いことが分かっています。

転職のきっかけになりやすい副業7選

転職のきっかけになりやすい副業には、以下7つがあります。

エンジニア

エンジニアとは、「工学(エンジニア)に関する専門的な知識やスキルを持った人材」を表す言葉であり、別名で技術者と呼ばれることもあります。

IT技術が進んでいる現代では、インターネット関係のITの専門知識やスキルを備えた「ITエンジニア」が活躍する場面が増えているため、現代社会を支えている存在とも言えるほど需要の高い職業です。 

今後もさらにIT技術やテクノロジーが進歩することを考えると、エンジニアの需要は増加し続けると考えることができるでしょう。

また、エンジニアにはシステムエンジニアインフラエンジニアがいます。

システムエンジニアは業務としてシステム設計はもちろん、プログラミングを担当し、顧客の要求に最適なシステムを開発する仕事を行います。

インフラエンジニアは、ネットワーク機器などの構築、インフラストラクチャーの設計から保守までを担当します。

その他にも、営業寄りの業務で、営業職を技術面でサポートするセールスエンジニアもエンジニアの仕事の1つです。 

エンジニアとして働くために無くてはならない資格はありません。

しかし、用途に応じて基本情報技術者の資格オラクルマスターなどの資格を取得することで業務の幅が広げられ、所持しているスキルが認められ単価アップに繋がる可能性があります。

webディレクター

Webディレクターとは、Webサイト制作や企画、運用の現場においてリーダーの役割を担う仕事です。

主な業務内容には、クライアントや自社の要望および課題のヒアリング企画提案見積もり予算管理、スケジュールの進行管理、コンテンツの品質管理、メンバーの選定、運用更新などさまざまな種類があります。

Webディレクターを始めるにあたって、必ず必要になる資格はありません。

ですが、クライアントへの最適な提案や制作スタッフへの的確な指示を出す上で、Webサイト構築に必要なHTMLやプログラミング言語のCSSといった専門知識、SEO広告などのWebマーケティング知識が必要です。 

そのため、一から未経験で始めるよりも、Web業界で長い実務経験がある人のキャリアパスのひとつと言えます。

あるいは、Web業界以外でプロジェクトリーダーマネージャー経験がある人が転職するといった道筋が順当と言えます。

デザイナー・イラストレーター

デザイナー・イラストレーターとは、名前の通りデザインやイラストを考える仕事です。

デザイナーの仕事には、写真・イラスト・文字・動画などを使用して、新聞や雑誌の広告、ポスター、チラシ、商品のパッケージといった印刷物のデザインや、WEBサイトに載せるグラフィックデザインを行うグラフィックデザイナーがあります。

その他にも、企業や個人などのクライアントから依頼されたWebサイトのデザインを担当・制作するWebデザイナーや、家電を始めとする様々な工業製品をデザインするインダストリアルデザイナーなどもデザイナーと言えます。

イラストレーターにも、似顔絵をデッサンする似顔絵イラストレーターや、絵本に載せるイラストや挿絵を描く絵本イラストレーター、解剖図や医療・生物に関するイラストを描くメディカルイラストレーター、分解図や投影図などの図版を専門に制作するテクニカルイラストレーターなど、さまざまな種類があります。 

デザイナーやイラストレーターになる上で必須の資格はありませんが、仕事を受注するためには、それなりの知識や経験を積み、依頼者に対して実績を表示できるようポートフォリオを作成することが必要です。

また、関連する資格で、色彩検定CGクリエイターなどがありますが、身に付けたスキルや知識を仕事に活かせても、就職や転職する上で資格が有利になる可能性は低いことを理解しておきましょう。

ライター・編集

ライター・編集とは、クライアントや編集者に依頼された内容に従い、文章を作成または編集する仕事です。

作成および編集する媒体には書籍雑誌といった紙のものから、ニュースサイトメディア、ブログなどのWeb媒体があり、非常に需要が高い仕事といえます。

特に、近年ではニュースサイトやブログ、Webメディアなどの増加によりWeb媒体のライター需要が高まっている仕事です。

ライターも、副業として始める際に必須となる資格はありません。

ですが、基本的な日本語を執筆するための文章力や、文章を正しく組み立てる構成力、読者のニーズに合った記事を考える企画力などが必要です。

動画制作・編集

動画制作・編集とは、さまざまな場面で利用される動画をクライアントや編集者に支持された内容に従い、制作および編集する仕事です。

さまざまな場面には、TV番組テレビCM、WebCM、SNS動画、イベント映像、ドラマ、映画などが挙げられます。

こちらも仕事するにあたって、特に必須な資格はありませんが、ブレずに撮影するスキルや、依頼内容に沿った動画を編集するためのスキルが必要になります。

講師・インストラクター

講師・インストラクターとは、名前の通り学習塾や予備校の講師や、不動産投資に関する講師パソコンの操作方法スポーツのインストラクターとして指導する仕事です。 

人に教える仕事のため、場合によっては資格が必要なものもありますが、基本的に講師やインストラクターとして指導するだけの知識が必要になります。

営業代行

営業代行とは、企業や個人から依頼を受け、代わりに営業活動を行う仕事です。

営業代行では、固定報酬型の場合もありますが、基本的に成果に応じて報酬を貰えるシステムが多いため、営業力が必要です。

まとめ

  • 副業をきっかけに転職した20代は約7割以上で、自分の力を試したいという理由が多い
  • 副業することで、挑戦することへの恐怖心が減り、転職に至るケースもある
  • 副業をきっかけに転職する場合、副業を始めてから3か月~6か月が最も多い
  • 転職のきっかけになりやすい仕事には、エンジニアやWebディレクターがある

副業をきっかけに転職した人は、若手人材の社会人が多く、年齢が増加するにつれて転職する割合が減少する傾向があるようです。

転職理由は、副業で培った自分の力を試してみたいキャリアチェンジキャリアアップのためという意見がありました。

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