さまざまなものを修理するリペア業は、リサイクル意識の高まりにより年々ニーズが高まっています。
1人で始めることができるので、独立開業を目指す人も増えているビジネスです。
しかし
「1人で始める方法がわからない」
「自分で集客できるか不安」
「いろいろとサポートしてほしい」
このような悩みを抱えて、開業を迷っている方もいるのではないでしょうか。
そのような不安を解消してくれるのが大型フランチャイズチェーン「トータルリペア」に加盟して開業する方法です。
当記事では、トータルリペアに加盟してリペア業として開業するための手順やメリット・デメリットについてくわしく解説します。
リペア業とは
あらためてリペア業について紹介します。
リペア業とは、さまざまな種類の製品や機器が故障したり損傷したりした際に、修理して機能を回復させるサービスを提供するビジネスです。
ジャンルも多岐にわたっており、開業には専門的な技術が必要となります。
リペア業の仕事内容
リペア業を大きく分けると以下のようなジャンルがあります。
自動車修理 | タイヤのホイールの傷や欠けの修理、軽板金など |
住宅、家具 | フローリング、柱の補修、木製家具の補修など |
インテリア | 革製品、プラスチックなどの補修 |
上記はあくまで大きく分類したもので、実際にリペアできる製品は多く存在します。
リペア業で開業するなら「トータルリペア」に加盟しよう
リペア業は、1人での作業ができるため、個人で独立開業を目指すことも可能です。
しかし、いきなり未経験で技術を習得して開業するというのは困難なことです。
経験を積むためにリペアができる会社へ転職することも可能ですが、そのために転職活動も必要ですし、独立開業1人立ちできるほどの技術を習得するまでにかなりの時間を要してしまいます。
また、独立開業のためのノウハウなどは自身で勉強しなければならず、現実的には1人での開業は難しいでしょう。
そのような場合におすすめしたいのが、リペア業のフランチャイズへの加盟です。
フランチャイズに加盟すれば、専門的な技術を短期間で習得できるプログラムに参加でき、さらに、独立後のあらゆるサポートを受けることができます。
また、1つ不安があるとすればフランチャイズ選びも重要です。です。
そこで、加盟店総数が1,000店を超え、技術研修や開業後のサポートまで独立開業後も安心して仕事ができる「トータルリペア」をおすすめします。
では、トータルリペアに加盟して開業するとどのようなメリットがあるのでしょうか。次の項で解説いたします。
トータルリペアに加盟して開業するメリット
トータルリペアに加盟して開業するするメリットを3点紹介します。
低資金でも始めやすい
トータルリペアは、無店舗で自宅開業ができるため、物件取得費用や家賃などがかかりません。
店舗運営が必要な業種で開業した場合に、経営を圧迫しがちな在庫を抱える必要もありません。
以上のように開業時の初期投資費用をが低く抑えられるのも、トータルリペアにフランチャイズ加盟するメリットです。
法人の顧客を獲得できる
トータルリペアの顧客は、法人がメインとなります。
自動車関連の「ホイールリペア」では、中古車販売会社や、タイヤ販売店、レンタカー店などから依頼があります。
住宅・家具関連の「住宅・家具リペア」では不動産、建築関連会社から依頼があります。
革製品、プラスチックなどの「インテリアリペア」では飲食店や商業施設、カーディーラーやレンタカー店などから依頼があります。
法人を顧客とするメリットは、個人よりも話を聞いてもらいやすく、技術に納得してもらうことができれば、リピート受注を受けやすいことがあります。
また、法人が顧客になることで、営業活動を少なくできるため、作業時間や技術習得に時間をより多く割くことができます。
その結果、品質が向上し、更なる仕事の獲得につながる好循環となりにつながります。
サポート体制が充実している
トータルリペアに加盟すると、開業前も開業後もサポートを受けることができます。
トータルリペアで開業を目指すほとんどの人が、未経験でのスタートとなりますなるのですが、
未経験でも活躍できる理由は、本部が実施する充実の研修制度にあります。
開業前に受講できる講習では、営業や経営に関する初期講習と、実際の作業に向けた商品知識や、技術講習に分けておこなわれ、テストに合格するまで指導してもらうえことができます。
そのため、営業面でも技術面でも、しっかりとしたノウハウを身につけることができるため、不安を抱えたまま開業することはありません。
それだけでなく、開業後も案件紹介や困った際の相談窓口、技術動画を見ることができる加盟店専用サイトなどが設けられています。
講習の内容に不安があり、復習をしたいときには何度でも再講習を受けることができます。(一部有償あり)
トータルリペアに加盟して開業するデメリット
トータルリペアに加盟して開業するデメリットを解説します。
デメリットといっても、フランチャイズに加盟して仕事をする上でのデメリットと考えておくとよいでしょう。
ロイヤリティの支払いが生じる
フランチャイズに加盟してビジネスをするうえで発生するのが、ロイヤリティです。
売上により増減する企業もありますが、トータルリペアは売上の増減に関係なく1事業ごとに月4万円となっています。
複数事業を同時に始めた場合には、4万円×事業数ではなく、月会費減額制度があるので事前に確認しておきましょう。
仕事内容に制限ができる
トータルリペアでおこなっているリペア業務は「ホイールリペア」「インテリアリペア」「ウッドサッシリペア」「軽板金デリバリータイプ」「軽板金ガレージタイプ」となっています。
この中から事業を複数選択はできますが、仕事内容に制限が出てきます。
さまざまなリペア事業をやってみたい方には、向いていないかもしれません。
トータルリペアの開業費用
トータルリペアの開業費用を事業別にまとめました。
インテリアリペア 開業費395万円
加盟金 | 講習費 | 機材・材料費 |
150万円 | 50万円 | 195万円(マニキュアコート5万円含む) |
ホイールリペア 開業費375万円
加盟金 | 講習費 | 機材・材料費 |
150万円 | 50万円 | 175万円(マニキュアコート5万円含む) |
ウッド&サッシリペア 開業費350万円
加盟金 | 講習費 | 機材・材料費 |
150万円 | 50万円 | 150万円 |
軽板金デリバリータイプ 開業費450万円
加盟金 | 講習費 | 機材・材料費 |
150万円 | 25万円 | 275万円 |
軽板金ガレージタイプ 開業費575万円
加盟金 | 講習費 | 機材・材料費 |
150万円 | 50万円 | 375万円 |
参考:トータルリペア
先にも記載しましたが、他に月会費として4万円を本部に支払います。
この月会費は売上により増減はなく一律です。
また、複数の事業を展開しているオーナーには月会費減額措置があります。
トータルリペアで開業するまでの手順
トータルリペアへフランチャイズ加盟を決めた場合の、開業までの流れについて説明します。
- オンラインセミナー(事業説明会):事業概要、ビジョンなどに関する説明会を実施
- オンライン個別診断:適性診断、資金シミュレーション、検討のための具体的な相談など
- オンライン技術見学会(希望者のみ):インストラクターによる技術見学会の実施
- 加盟審査:希望者の加盟審査
- ご契約に関して:契約審査可決後の契約書の説明と手続き
- 融資のご相談:創業融資の希望者の相談受付
- 各講習受講スケジュール打ち合わせ:契約後、各講習のスケジュール調整
- オンライン営業講習:企業に向けての経営や営業面についての講習
- 導入技術の習得:研修センターでの基礎講習。終了後は自宅で「オンライン指導+課題講習」実施。すべてのテスト合格を経て修了。(終了目安:約40日/1業種)
- 営業活動の実施:いよいよ開業。準備したPRリストへのPR活動の開始
事業説明会から開業まで、綿密なカリキュラムが用意されており、未経験でもリペアのプロとして開業できる内容となっています。
まとめ
トータルリペアでの開業について解説してきました。
今回のポイントは以下になります。
- 個人でのリペア業の開業は、技術習得や営業面でも個人でのリペア業開業は困難
- 充実した研修制度のあるトータルリペアへの加盟がおすすめ
- 法人の顧客獲得や開業後も続くサポート体制が大きなメリット
- ロイヤリティの支払いや事業への制限がデメリット
- 未経験の開業でも安心の充実したカリキュラムが用意されている
トータルリペアでの開業は、高度な技術を取得でき、固定費も少なく、スケジュールも自分次第と魅力的な部分が多いのが特徴です。
もし開業に関して不安や、少しでも興味のある方は、オンラインセミナーを受けて見ることをおすすめします。
当記事を参考に、一歩踏み出して理想の仕事環境を手に入れましょう。